月別アーカイブ: 2004年5月

備忘録<その36>

 ●やぢまのウチはマンションの1階。機材の出し入れなんかは楽でいいんだけど,休みの日になると表の駐車場で遊んでいる元気なお子様達が金切り声を上げながら廊下をお走りになるのが割と切実な悩み。やぢまは土日の昼間は寝ている事も多いのでそんな時に表で大騒ぎされると「廊下にピアノ線張っちゃうゾ☆」などと思わないでも…いやいや,顔を出して叱ればいいのだろうけど,親に「○○○号室のオヂチャン怖い」とかチクられるのも不愉快なので現状では放置。何かよいトラップ解決策はないものだろうか。

 ●林君の「Stewmann」を見に江古田Buddyへ単身乗り込んできました。←「たんしんのりこんできました」で変換すると「単身の離婚できました」になるのは勘弁してほしいところですが,それはともかく自分が永年一緒にバンドをやっている人間が他のパーマネントバンドで演奏しているのを見るのはなかなか新鮮で非常に楽しめました。何が起きるか判らない「出たとこ勝負単発セッション」も楽しいものですが,やっぱり固定ユニットならではの力強いサウンドや奥行きのある表現は「遠くに連れて行ってもらえる」感じがしてイイですね。他にも仲間のライブで見たいものがたくさんあるので今後暇を見つけて積極的にライブハウスに足を運ぼうかなと思っております。

 ●昨日掲示板に慌てて告知したのですが,5/22の水戸自由が丘スタヂオでの「」ライブの掲載が漏れておりましたのでここに改めて告知致します(→「Live Info.」)。水戸での「宴」の演奏はきっと特別ですよ。

 ●爽やかフュージョンバンドを目指していたのにいつの間にか泥んこファンクセッションバンドになりつつある「Child」の試聴室,独立サイトとしてURLを移動させました(http://yajima.applet.jp/child/)。未だ内容は試聴室のままですが写真も増えましたしいずれコンテンツを分割してサイトらしい体裁を整えようと思っています。これでやぢまが管理するサイトは3つ目ですが無料で動画が見られるのはココだけ! ←ん?

 

 ●「Links」に1件追加。カッコイイですよこの方は。


 

『わたしのれんきゅー』メール,ありがとうございました。楽しませて頂きました

 たまにはベースの話でも。

 

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 ヤマハでベースを教えるようになってそろそろ3年になります。今までレッスンをしていく上でいろいろな事に気付かされてきましたが,そのうち特に印象に残っているのは一見簡単に思える「ある奏法」が,経験の長短に関わらずほとんどの生徒があまり上手にできないことです。

 …その奏法とは「スタッカート」。全ての楽器に共通の「音を短く切る」というアーティキュレーションですが,当然それぞれの楽器の構造によって物理的な奏法は変わってきます。ベースギターの場合は一旦弾いた弦の振動をすぐさま(主に左手の指で)止めるわけで,例えば「ミディアムテンポの4分音符を8分音符程度の長さにする」くらいならたいていの生徒はすぐできるのですが,これを16分,32分…と音価を短くしていくと途端に落伍者が続出,「弾いた瞬間に音を止める」ということになるとほぼ全ての生徒が脱落します。

 この技術自体は決して難しいものではなく,少し練習すればすぐできるようになる類いのものです。ただ<スタッカートやテヌート(音を長く保つ)などがベースラインのグルーヴ感におよぼす影響の大きさ>に自分で気付く生徒はそういないので,スタッカートの練習を自発的に練習する事もあまり無いため最初はみんな巧く弾けないだけなんだと思います。

 

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 「空(から)ピッキング」という奏法があります。ギターやベースで,左手で全ての弦に軽く触れて余韻を殺したまま右手で弦を弾き,音程のないパーカッション的な効果を出すという奏法で,たいていの場合譜面上では音符の符頭が×印で表されます。

 30代半ばで夭折したジャコ・パストリアスという天才ベーシストがいますが,ジャコと言えば空ピックを多用した16分音符の独特のグルーヴを思い浮かべる方も多いと思います。が,実際にはベースの指弾きの場合空ピッキングは音圧に乏しく,バンドサウンドの中で埋もれない音を出力するにはかなりの力が必要です。ジャコの演奏などを聞いていると空ピックと思える音にも微妙に音程感があり,むしろ空ピックと言うよりは「極端に短いスタッカート」という風に思えます。音程があるので空ピックよりも存在感がありグルーヴも強力になりますし,アンサンブルの中でもコード感や調性感を損いません。上記のような記譜を見たら,ホントは下のように弾いた方がカッコイイのかも知れませんね。いくらスタッカート自体が難しくないと言っても,ここまで自由に音価をコントロールするのはやはり至難という気がしますが。

 

 結論:ジャコすげー。終わり。

 

 

 ●「Live Info.」に1件追加。


 

いかがお過ごしでしょうか連休

 散々「忙忙忙忙忙忙忙忙忙忙忙忙」などと愚痴をたれていて申し訳ありませんでしたがやっと少し余裕が出て来ました。先月はライブは多かったけれど家であまりベースを弾けなかったのでこれから月末のイベントに向けて練習しまくる予定です。何のイベントかはヒミツ(いずれ判ります)。

 

 

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 さて5月6日は江古田BuddyにてChildの第4回ライブがあります。昨今の多忙のせいで先々のブッキングまで手が回らず,次回のライブがまだ決まっていません。よって今回を見のがすと次は当分先,という事に。連休明けでお勤めや学業に復帰される方も,6~7日まで休みを取ってしまった勇者様も,この機会にぜひお越し下さいませ。

 

 それにしてもみんな連休はどうして過ごしているのかなぁ。やっぱり型通りに帰省なり旅行なりしたりするんだろうか。「教えてやってもよいぞ」という方はお便り下され


 

30000hit大感謝。

 結局,今年の私のGWはものの見事に無休(泣)。ちなみに一昨日(4/30)は仕事の合間に寸暇を惜しんで免許の更新をしてきました。優良運転者は近所の警察へ行ってちゃちゃっと更新を済ませられるはずなんだけど,やぢまは違反者講習なので電車で1時間かけて二俣川の試験場へ行きタルい講議を2時間受けるハメに。連休の谷間に免許の更新なんぞに来る奴ぁそういねえだろ,などと予想していたのですが蓋を開けてみると職員も目を丸くするような大混雑でげっそり。講習のダルさよりもむしろ想像を絶する試験場の混雑に辟易して「もう青切符は勘弁」と思わずにはいられなかった1日でした。

 

 

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 何やら巨人の阿部が信じられないペースでホームランを量産している模様。同じ月間本塁打記録の門田や江藤だって年間55本はいかなかったわけだから阿部の勢いも一過性のものなのかも知れないけれど,4月からこのペースで打たれたんぢゃついつい大記録を期待してしまうというもの。今は王の記録(年間55本)にローズとカブレラが並んでいるけれど,どうせなら日本人選手に記録を更新してもらいたいというのが心情。ちなみに何日か前のTV中継を見てたら解説の加藤博一が「今計算してみたんですけどね,このペースで打ち続けると阿部の年間本塁打って93本ですよ」だって。即座に実況から「加藤さん他にする事ないんですか」というツッコミが。笑

 

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