月別アーカイブ: 2006年12月

巨星墜つ

 うー。JBは確か神父の役で映画に出ていたりもしたと思ったのだがクリスマスのその日に亡くなってしまったのか。今年は私にとって身近な人や憧れの存在が数多く鬼籍に入った辛い年だったけど,この押し迫った暮れにまさかJBの訃報を聞く事になるとは思わなんだ。何という喪失感。何という寂しさ。


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 仕事に出かける前。ベースのソフトケースを納戸から引っ張り出すと必ず猫が駆け寄ってきてあっという間によじ登り,てっぺんに座って得意そうな顔をするわけ。それも飛び乗るんぢゃなくて爪を引っかけてバリバリと登っていくのでケースは日ごとにボロボロになっていくのですよ。もうホントに泣きたい,ってか毎日泣いて過ごしています。しかし狭いマンションの中では上下に移動できる機構がないと猫もつまらなかろうと考え,ヨメと相談して中型の猫タワーを手に入れました。


こんな

 最初は2匹とも敬遠気味だったもののだんだん気軽に使えるようになってきたので,今では本棚の隣に設置して本棚をキャットウォーク代わりにしてもらっています。やれやれこれでベースによじ登る事もなくなるか…と思ったら一切そんな事はなく,相変わらずベースのケースを見つけると競い合うようによじ登ってボロボロ度を加速させていく一方です。生身の楽器には全く興味がないみたいなんだけどねぇ。何で?


 

オレはともかく親族は皆善良な人間ばかりです(彼らの名誉のために一応)

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 何ヶ月前だったか,テレビをつけるとニュース番組で必ずアナウンサーが「ユウジ容疑者は」「ユウジ容疑者が」と連呼するのでその度にいちいちギクリとしては「あぁ福島の汚職か,オレ関係ないし」と胸を撫で下ろすという事を毎日繰り返していたわけですよ。普通「○○容疑者」と報道する時はその人物の姓を入れるところですが,アノ事件では知事とその実弟が贈収賄に関わっていたとかで二人を区別するために下の名前に「容疑者」を付けて報道していたわけですね。今のところ私自身が刑事罰を受けるような悪事を働いているわけではないものの,あの「ユウジ容疑者」を聞くたびに冷や水を浴びせられたような気分になるのはお世辞にも心地よいものとは言えませんでした。全国にいる他のユウジさん達も同じ不快感を味わったのではないかと思いますがそんなことないですかそうですか。それは単にオレが後ろめたい人生を送っているせいですかそうですか。
 そんなとばっちりも報道が沈静化する中いつしかどうでも良くなってしまい,最近ではそんな事件があった事すら綺麗に忘れかけていたのですが,今度はその事件の裁判が始まったとかで再びニュース番組で連呼される「ユウジ被告」「ユウジ被告」に頭を悩まされております。ヨメは面白がって笑っておりますが,もしオレがヨメや姉貴とグルで犯罪を起こせばホントにこう呼ばれてしまうんだろうなぁと無意味な想像をしてみたり。
 でもオレさ,実際よく見るんだよね「警察に追っかけられる夢」。どんな罪状で追われるのかはいつもあやふやなんだけど,オレの如き小物がやらかしそうな,かつテレビで「ユウヂ容疑者」とか報道されそうな犯罪って一体何があるんだろう(笑)。

 …あ? 手鏡?


 

誰だ『今後は更新も増えるでしょう』とか大ウソほざいてた奴は。(私です)

ウメ先生,絵的には面白いと思うのですが


それは猫タワーではないのです。


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 某所にも書きましたが先月の26日あたりから軽めの風邪を引いてしまい,仕事ができないほどではないものの1週間ほど体がだるい日々が続きあまりご機嫌ではありませんでした。録音の現場でも体に力が入らずに思わず「はぁ~」と特大のため息をついたりしてしまったのですが,周りのミュージシャンに「お疲れだね」と言われてはたと我に返り,数日前に見た何かのバラエティー番組を思い出しました。どちらの発言だったか失念してしまったのですが,IKKO氏と假屋崎省吾氏が出演していて「自分の体調がいくら悪くても,仕事の現場で『疲れた』という言葉は言わないようにしている」という話をしていたのです。それを見て「偉いなぁ,自分もそうでなきゃな」と素直に感心していた矢先だったのに,自分の現場でいともたやすくお疲れオーラを出していた事に「あぁ自分はプロ失格」と激しく反省しました。誰だって,疲れた疲れた言う人と一緒に仕事なんかしたくないもんねぇ。

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