病院バトル2009 - Part6 –

 ●「Live Info.」に6件追加。

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 …前回の続き。

 薬を飲み始めて4週間目に例の耳鼻科で初めて頭部レントゲン写真を撮りました。胸部レントゲンなら誰でも撮影した経験があると思うのですが,頭部は果たしてどうやって撮るのかと思いきや,胸部撮影の時に垂直になっている機械(照射装置?)が机のように真上を向いていて,ちょうど学生のときに授業でよく居眠りしたように机に額を当てたままで撮影するのです(顎を当てたバージョンもリクエストされました)。初回の撮影では薬の効果が顕著に現れ「かなり炎症が取れたようだ」とのお言葉を先生から頂き,「やれやれ,この分ならどうやら手術は免れそうだ」と胸を撫で下ろしました。偶然かも知れませんが,実際薬を飲み始めてからこの日まで頭痛はほとんど起きなくなっていたのです。
 ところがその後,4週おきに撮った2回目,3回目の撮影では1回目の状態からそれほど治癒が進んでいるようではない模様でした。ってか数ヶ月の間に3度も頭部にX線を照射するのってアリなんだろうかと若干不安になりましたが,まぁ医者がやる事なんだから多分問題はないのでしょう。薬は一応きちんと飲み続けているのですが,相変わらず食事自体が2回(時には1回とかも)になってしまう日がどうしても混じってしまうのでムコダインの余剰は増えて行く一方です。頭痛は確かに極端に少なくなりましたが皆無ではなく,偶然仕事の日に頭痛が起こった場合はやむを得ず耳鼻科の薬を飲まずに頭痛薬の世話になりました。

 3回目の撮影の後(この時点ですでに7月になっていました),先生が「この辺で一度,大きな病院でCTを撮ってもらって来なさい」と仰せられました。

 や「どこの病院に行けばよいでしょうか」
 医「聖隷横浜病院に紹介状を書いてあげます。CTを見てもらって今後も投薬を続けるか,あるいは手術が必要か意見をもらって来なさい」
 や「しゅ,しゅじゅつはそのひにかえれるしゅじゅつなのでしょうか」(←恐怖のあまり幼児化)
 医「手術の場合は1週間入院です」

 1週間! 手術自体も恐怖ですが1週間の休みを確保するのはフリーランスの私に取っては大事(おおごと)です。その7日間は一銭も稼げない上に手術代を捻出しなくてはならないのですから。それにしてもいくら内視鏡で簡単手術といっても,痔の手術みたいに即日帰宅OKって訳にはいかないのね,と一つ勉強になりました。なーんでワタクシが痔の手術に詳しいのかはいずれまた別の機会に(ちなみに痔の手術も未だ未経験です。念のため)。

 …Part7へ続く。