月別アーカイブ: 2008年2月

携帯経由でPCのデータ通信とかやらかすと2万とか平気で超えるのです

 先日,家の中でケータイが見当たらなくなってしまった時の事。方々探しまわっても見つからないので家の電話からケータイに発信し場所を探り当てる事に。ところが。

 「おかけになった電話は お客様のご都合により 現在ご利用できません」…

 …パケ死?

 そそそそんなはずはありません。確かにやぢまのケータイ料金はお世辞にも安いとはいえない金額ですが引き落としではなく請求書払いですし毎月きちんとコンビニで払っているはずです。ご利用できないのはオレの都合ぢゃありません。
 しかし発信できないのでは着信音も鳴らないし見つかるものも見つかりません。うーん困った。

 仕方がないので改めて家中を探しまわったところ普段ケータイなどを置くはずもない台所の隅っこから出てきました。とりあえず一安心して画面を見たところ

 これ,アプリを起動する時の初期画面なんです。普通にゲームをやってたりナビを使ってたりしている最中には着信できるのに,なーんで初期画面の時だけ余計なアナウンスが流れますかこのおバカ携帯は。いや実際待ち受けに戻さずこの画面のまま放置している事も割とあるので,今まで色んな人に「あっやぢま君は34歳にもなってパケ死ですか(プ」と誤解されているんではないかと思うと恥ずかしくてもう。「それ以前にやぢま君は34歳にもなって未だにファミスタで遊んでますか(プ」あ痛たたたたたたたたたたたたた。

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さしずめ音大出は『キャリア組』なのか

 笹島」って,誰

 

 †

 去年の暮れ,パーカッションのどれみちゃんとお仕事をご一緒したときの事。休憩中に控え室で誰それがバークリーだったっけなどという話題になり,どれみちゃんに「やぢまさんも音大出なんですか」と訊かれ「いや普通の大学だけど(しかも卒業してないけど)」と答えると,「叩き上げなんですねぇ」というご感想。

 タタキアゲと言われたのは初めてで,他の人は知らんけど私にとってはこう言われるのは妙に嬉しいものです。別に音楽大学や専門学校を否定している訳ではなく,むしろ金と暇があったら今からでも音大に通って和声と対位法を学びたいと思っているくらいだけど,「学は無いけど現場で鍛えられた経験だけで仕事を取っている」という意味に取れる「叩き上げ」と言われた事は素直に誇らしいと思えます。例えば「」の林君立飛さんに比べれば私の現場経験値もまだまだだけど,ようやく自分も今までやってきた仕事の数を振り返れるくらいにはなったのかなぁ,と。

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次に会った時(4回目)に天野清継さんが私の顔を覚えていてくれてるかどうか心配

 「ホワイト急便スペシャル・柏木広樹榊原大ヒーリングコンサート」から戻って参りました。人生初の熊本は大変おいしく(←そっちが先か)楽しい旅でしたが,飛行機嫌いの私にとって最も緊張したイベントは行き帰りの行程だったわけでして,いやホントもう何と言いますかエアバス320ボーイング767も揺れてんぢゃねえよマジでコラ。旅の前日に友人が「明日もあさっても晴れだから大丈夫(何が)だよ」って言ってくれてたんだけど晴れてても揺れるときは揺れるんだって事を34歳で初めて知りました。まぁ行き帰りで緊張したおかげで演奏はリラックスして楽しめたように思います。
 それにしても2回目の共演だった榊原さんの美しい曲とソロの熱演にはホントに心打たれました。あと柏木広樹さんの「老馬の話でしんみりさせておいて馬刺の話でオトす」という高度なMCにも心打たれました。どこかで読んだ柏木さんのプロファイルで「軽妙なトークを交えたコンサートは人気が高く…」というのがありましたが,まったく軽妙すぎるにも程があります(笑)

 滞在時間は24時間程度でありあちこちを観光するなどは望むべくもありませんでしたが,柏木さんお勧めの居酒屋での打ち上げで食べた馬刺はどうにも箸が止まりませんでした。いずれプライベートでのんびり熊本を訪れたいです。
 陸路で。

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失恋A・大失恋B

 【失恋A】※身分違いの叶わぬ恋

 ワタクシが生まれた1970年代はスーパーカー・ブームのど真ん中でして子供の目からも憧れのクルマと言えばやはりランボルギーニ・カウンタックやフェラーリBB512だった訳です。でもやぢまは奈良の田舎に住んでいたのでカウンタックのラジコンは持っていても実車を肉眼で観測する機会など全くと言っていいほどありませんでした。
 幸いにも現在のワタクシは都内での仕事が多く,都心をクルマで流していればフェラーリを見かける事などそう珍しくもありませんし,運がいいとランボルギーニ・ディアブロなんかを目撃する事もあります(個人的にランボ大好き)。もちろん購入を検討できるような車種ではありませんが今でも街中でこれらのスーパーカーを見かけるとぞくぞくしちゃうんですよね。宝くじ当たったら…みたいな(笑)
 ところが先日,年末ジャンボで1等ブチ当てても購入できないような超々スーパーカーと目黒通りですれ違ってしまったのでした。その名もブガッティ・ヴェイロン16.4。「16.4」の「16」はエンジンが16気筒である事を意味する訳でして(ランボやフェラーリは最高機種でも12気筒でっせ)これだけでも充分すぎるほどスーパーですが,その後の「.4」はそのエンジンに4基のターボチャージャーが装備されている事の証なんだそうです。こっちもクルマで走ってたのでちらりとしか見られませんでしたが,そのクルマは今まで見た事のないようなオーラを放っておりサイドミラーに写った後ろ姿は夢にも叶う夢と叶わぬ夢があるという事を語りかけてくるようでした(泣)
 ちなみにクルマの加速力とは例えば0→100km/hが3秒台であれば文句なしのスーパーカーと言えるでしょうがヴェイロン16.4はなんと2.5秒で100km/hに達するそうです。お値段は税込で2億円より100万円安い199,000,000円。最高速度は500系のぞみをはるかに上回る407km/hだそうですが,何とこのクルマ最高速で走り続けると100リッターのガソリンが12分でなくなるらしいので東京から大阪まで出向く際には新幹線に乗った方が良さそうです(それ以前に免許証が何枚あっても足りない気が)。

 †

 【失恋B】※こっちの失恋の方がショック甚大

 先日,渋谷でとあるライブに出演した日の話。リハーサルが終わり,開演時刻まで2時間も空きができたので一人渋谷の街を散歩。その時に「そうだ,楽器屋巡りでもしよう」と思ったのが運の尽き。いや,例え楽器屋に足を踏み入れてもウインドウ・ショッピングに徹し試奏などしなければ良かったんだけど,最初に入った楽器店でふと目に入った某E社の6弦ベースを勧められるままに弾いてしまったのが間違いだった。

…完璧だ。完璧すぎる。

 サウンドの質感,キャラクターの幅広さ,スラップ音の気持ち良さ,楽器自体の軽さ,35インチの弦長,どれをとっても自分が「もう一本仕事に必要」と思っていた楽器そのもの。価格は50万円台と決して安いとは言えないがフォデラやケンスミスの6弦に比べれば断然安いしヴェイロン16.4とは比べるべくも無い(比べてどうする)。とは言え現在やぢまは某V社の6弦エレアコベースをオーダー中であり今すぐ買うには財政がきつい。いっそヤマハを1本手放してでも今買っちまうか。ってかそれってライブで弾くために持ってきた楽器をそのまま下取りに出して買ったばかりの楽器で本番を迎えるってことぢゃん。そんな冒険できんのか。できる。いやできない。…などと逡巡しつつ結局楽器を元通りにしてライブハウスに帰ってきてしまったのだけど,本番を待つ間も本番始まってからも(共演者すまぬ 笑)頭の中は試奏した6弦の事でいっぱい。帰って飯喰って歯磨いてフトンの中に入ってからも試奏した感触が蘇ってきてなかなか寝付けない。寝不足の夜を2回過ごした後の休日,意を決して下取り用の楽器を1本携え当の楽器屋を遂に訪れるワタクシ。

売  却  済

 こうして私の春はあえなく終焉を迎えてしまったのだけど,あんまり悔しいので結局同じスペックの楽器をオーダーしちまったよ。やっぱりアレね,尊敬するピアニスト氏も「本当にいいものを見つけてもカネの事で逡巡するのは学生の発想だ」って言ってたけど,プロは仕事に本当に必要なものを見つけたときは迷わずGOしないとダメね。さてと,グリーンジャンボっていつ発売だっけ。<働けよ

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