月別アーカイブ: 2004年9月

恐怖のサイコロステーキ

 物ヲ知ラナイ トイウノハ 恐ロシイ…

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 レッスンから帰宅する途中,晩ゴハンの材料を買いに行った。確か家にはシチューのルウと野菜が余っていたはずだったので,牛肉だけを探しにスーパーへ。ところが22時を回っていたせいか殆ど売り切れていて,牛肉はカレー用和牛の小さなパックが一つあるだけ。値段は高くないけど量が少ない。うーん遠くのスーパーまで足を伸ばすか…と考えていると目に止まったのが陳列棚の隅っこにあった「サイコロステーキ肉」のパック。おぉコレでいいぢゃん,安いし量も多いし…って,もうオチ読めちゃいましたかそうですか。そうなんです買っちゃったんですよ,コレを煮込んだらどういう事になるのか知らずにね。

 出来上がったシチューは何故かひき肉入りのシチューでしたとさ。サイコロステーキって「あさくま」の学生ステーキみたいなものだったのね(泣)


 

土日のライブで思ったこと

 とある日の事。翌日のライブでローディーを頼むためヤマハの生徒N君のケータイに電話。

 (留守電応答ボイス)ただ今電話に出られません ピーッという音の後に 20秒以内で お名前と御用件をお話し下さい(ピーッ)「あぁベースのやぢまです,えっと明日の入り時間は16時ですがもし自宅から来るようでしたら○○駅の前に14時に来てくd」これ以上 録音できません プツッ ツー ツー ツー(切断)「…」

 これ以上 録音できませんのところでオシッコ漏らしそうになりました。普通このテの留守電って20秒経ったら勝手に切れてくれるってのが人情ぢゃないですか(人情?)。それをこっちが喋ってる途中で突然ダメ押しの「録音できません」宣言。判決公判で懲役20年くらい言い渡された気分です。っていうか短えよ20秒。

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 ●「Links」に2件追加。自分を卑下するのはあまり好きぢゃないですが中村さんや末永さんに比べたらミュージシャンとしての私などまさに「偏に風の前の塵に同じ」。


 

でもさ,やっぱりうまく行かないときの方が多いワケよ。

 ここ1年くらいの間,私の演奏も私という人間も知らない人がリーダーをやっているバンドに誘われる事がよくある。もちろん大抵の場合はそのメンバーの中の一人が既知の仕事仲間だったりするわけで,全く無関係な所に混ざりに行くという事は少ないのだけれど。

 これって凄いっていうか,正直なところ臆病なオレにはマネできないなぁと思うのですよ。実際に「演奏も性格も知らない人をよく誘えますね」と直球な感想を当該のバンドリーダーにぶつけてみる事もあるんですが,大抵「だって○○君(←やぢまを推薦してくれたメンバー)の紹介なら絶対信頼できるから」という答えが返って来るんですよね(中には「だって家近いから」っていう人もいて椅子から転げ落ちそうになった事もありますが)。こういう感覚は私の中にはないものなので「うーん」と唸ってしまいます。

 …なんで唸ってしまうかというと,そうやって誘われたバンドのリハに出かけていって「おぉ!」と自分で思える音楽に出会う事も実際にあるからです。また,たとえバンドの音楽とは反りが合わなさそうでもメンバーの中に未知の凄いプレイヤーが混ざっている,なんて事は結構ありますし,剰えそのプレイヤーと意気投合して他のセッションに誘ったりした事も1度や2度ではありませんがそういう引き抜きって感じ悪いですかそうですか。まぁそれはともかく,自分ももっと知らないミュージシャンと積極的に接する姿勢を持てばそういう凄い仕事仲間を増やす機会も増えるかも知れないのに…という「うーん」なわけです。

 でも1度きりのセッションならいざ知らず,長くやっていきたいバンドを自分が作るとしたら演奏も人間も知らない人はやっぱり誘わないだろうなぁ。もし他のメンバーがオレの知らない人を推薦したら一度は演奏を聴いてからコンタクトを取ると思うけど。

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 さて,そんな「知らない人のプロジェクトに誘われたケース」で久々にお勧めなのが9/26に行なわれる末永華子女史のユニットのライブです。っていうかお店のスケジュール見たら「hypermarket(ハイパーマーケット)」ってユニット名付いてるけど初めて知ったぜベイベ。…というわけで(何が)詳しくは「Live Info.」を御覧下さいませ。こういう志の高い音楽との出会いがあるから「知らない人を誘うリーダー」の気持ちを完全に否定しきれなくて「うーん」と唸ってしまうのだけれど。


 

運命の出会い

 まだ酷暑の日々が続いていたある日の事,コピーを取りにコンビニに行った時に無性にアイスが食べたくなった。アイスと言っても食べたいのはミルキーなタイプではなくシャーベット状のいわゆる「氷菓」。たぶんオレンジ味のヤツならシャーベットだろうと勝手に決めつけてケースから取り出し良く確かめもせずにレジに持ってったのが↓これ。

 汗を拭いながら家に帰り,自分の部屋にアイスとスプーンを持って入って「さぁ食べるぞ」とばかりおもむろに蓋を開けてみるとカップの中に鎮座していたのはオレンジ色の氷菓ではなく真っ白でわずかに黄色みを帯びた正真正銘のアイスクリームだったというわけサ。なぁんだよオレが食べたかったのはこれぢゃないのに…などと毒づいてみたところで蓋に思いっきり「ICE CREAM」って書いてある以上悪いのは明らかにオレ。仕方ないよな250円も払っちゃったしヨメに食われるくらいならオレが食「パク」

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 …とその日からこのオレンジアイスの虜になってしまいました,というミエミエの結末で恐縮なのですがホント旨いですコレ。ハーゲンダッツにしてはそれほど甘くないし毎日でも食べたいくらいなんだけれどお値段が250円と決して安くないので,買ってもすぐ食べずに大事に取っておいてキツい仕事の納品が終わった時などに「やったぁ自分にご褒美☆」などとほざきつつ冷凍庫から取り出すという貧乏臭い行動に出て微妙に白い目で見られています。腹? 腹は別腹。

 ●「Live Info.」に1件追加。