「やぢまブートキャンプ」たくさんのご来場誠にありがとうございました。MCで扇谷君が何度も強調してた「同年代っていいものだよね」という言葉,私も本当にそう思います。私たちの生まれた1973年は第2次ベビーブームのど真ん中であり同世代の人間が非常に多い訳です。受験戦争では倍率が高くて苦労しましたが(って言っても比較体験もできませんが 笑),こうして社会に(それもフリーランサーの多い業界に)放り出されてみると同世代の仲間が多いことがどれだけ励みや助けになってきたことか。そして扇谷君も堤さんも染谷君も「Funky Jazz Session」の名に恥じない本当にファンキーなグルーヴでした。智恵子姐さん,貴女はホントに凄い人だよ。
さて興奮も醒めやらぬ来週20日には新宿サムデイにて超絶ヘヴィー級ドラマー村上広樹さん(この方のファンクグルーヴも圧巻です)との双頭リーダーセッションがあります。ジャズ界の極悪同盟とも言うべきこの新リズムセクションの上に原田芳宏さん・末永華子さんという癒し系のお二人を迎えてジャズ/ラテン/ファンク/ブラジル,オリジナル/カヴァー,インスト/歌ものと,全てにおいて飽きさせないカラフルなセッションを繰り広げたいと思います。何かね,今回の「ブートキャンプ」を終えて「20日もきっと最高のセッションになる!」という予感がしてきた(笑)
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…さて,前回の「病院バトル」の続き。
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医 者「撮っておいてよかったと思う」
やぢま「え?」
やぢまの頭部を輪切りにしたMRI画像群を見て物騒な一言目を発する老医師。…ま,まさかアレ? ひょっとしての,の,脳腫瘍とか?
医「例えばこの写真」(伸縮棒で指す)
や「は,はい」
医「白い部分があるだろう」(棒でつつく)
や「…あります(の,の,脳腫y)」
医「これは副鼻腔炎だと思う」
…知らない病名登場。
や「…フクビクウエン?」
医「蓄膿症って聞いたことがあるだろう? きっとこの白い部分は鼻の奥に溜まっている膿だ」
や「…。これって手術が必要だったりするんですか」
医「切らなきゃならん場合もある」
や「(げんなり)いずれにせよ耳鼻科に行かなきゃならん訳ですね」
医「それだけじゃない,こっちを見てご覧」(別の写真を棒でつつく)
や「はい?」
医「膿で脳が圧迫されて左右で位置がずれている」
脳ずれベーシスト やぢまゆうぢ
医「頭痛はこれが原因かもしれない」
や「治るんですか,それ…」
医「紹介状を書いてあげるからこの写真持って市民病院の脳外科に行ってきなさい」
脳外科にかかるのなんて初めてですし医者に紹介状書いてもらうこと自体が初めてです(ネコでは経験済みだけど)。もちろん副鼻腔炎だって初めてですしそもそもMRIのような精密検査自体が初めてだったのに,予想外に次ぐ予想外の展開に頭が混乱しない訳がありません。だいたい脳ズレってどうやって直す訳? 頭蓋切開して脳髄露出させて粘土細工みたいにつまみ出したりとか? 死ぬじゃん。
ともかくこのバッドニュースをでかい写真フィルムとともに家に持ち帰り,家族に顛末を話して翌日市民病院の予約を取り付けました。3日後に脳外科に来てくれとのこと。既に私の脳内はブラック・ジャックの1シーンのように線鋸で頭蓋を開けられアタマの皿を取り外される妄想に取り憑かれています。しかしそれにしても生まれてから今の今までこんな大病(疑いですが)と全く無縁でやってこられたなんて,丈夫な体を与えてくれた両親に今更ながら感謝するしかありません。
とは言っても今年に限って妙に医療費がかさむよなぁ。正月も強制寝正月だったし。
…Part3へ続く。