「箭島・村上プロジェクト」,ご来場誠にありがとうございました!
いやーしかし頑張った。同じ月に2回もリーダーセッションをやるのは初めての経験でしていろいろと大変でしたが,両日とも大変楽しい内容となり今はとても充実した気分です。原田さん,末永さん,素晴らしい曲と演奏をありがとうございました。村上さん,これからもコンスタンスに双頭セッション企画していろいろな人を呼びましょう。そして先週のブートキャンプと並んで平日にも関わらず足を運んでくださった皆様,本当にありがとうございました。これから家で一人ひっそりと打ち上がります。
…それにしても先週より今週の方がよっぽど「ブートキャンプ」だったッスね。曲難しかったー(笑)
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…前回の「病院バトル」の続き。
最寄り駅からほど近い場所にあるI耳鼻科はなかなかの繁盛っぷりで,扉を開けると狭い待ち合いのベンチに山盛りのお子様たちとそのお母様たちと何人かの老人がぎっしり。やぢまが受付したのは昼過ぎ(14時頃だったか)だったんだけど,初診ということもあってかたっぷり1時間以上待たされました。ベンチの一角でレム睡眠に入りかけた頃「やぢまさんどうぞー」と看護婦さんの声が。
ここの先生は50歳台かと思われる,いやに眼ヂカラのある女医さん。例によってMRI画像を見てもらうの図。
医「この写真でも副鼻腔炎があることは判るのだけどね,頭部全体を対象にしてるでしょう」
や「はい」
医「炎症がどのくらい広がってるかはね,鼻の部分だけ集中的にスライスしないと詳しく判らないの」
や「なるほど」
医「うちはレントゲンしかないからいずれどこかでCTかMRIで鼻だけを撮ってもらいたいんだけど,まずは鼻の中を見せてちょうだい。ちょっと不快かもしれないけど」
何せ当方は採血をされただけで気持ち悪くなってベッドに寝かされたことのある腰抜けです。「少し不快なことをする」と宣告されただけで早くもめまいがしてきました。果たしてお医者様が取り出してきたのは二股に枝分かれしたゴムチューブの先にレンズが付いているというシロモノ。カタツムリの角みたいでカワユイと思えないこともないですが,これが今から自分の鼻の中に入っていくのかと思うともう全てを投げ出して逃走したい気分です。「ごめんね,少し我慢してて」と言いながら容赦なくチューブを挿入していく先生。痛くはないのですが普段触れられることのない鼻腔のものすごい奥がむずむずしてホントに不快です。しかしその小さなレンズはかなり高性能らしく,先生が見つめるCRTには明るく照らされた鼻腔内の画像が鮮明に映し出されました(気持ち悪いんだこれがまた)。チューブをしまった女医さんは背もたれが直角の椅子でぐったりしている私と膝を突き合わせ,ものすごい近距離で私の副鼻腔炎がそれほどひどいものではないと説明してくれました。
医「鼻水とか痰は出てくる?」
や「出てこないです(ぐったり)」
医「この程度の副鼻腔炎ではね,まず最初に抗生物質と痰切りの薬を飲んでもらうのよ」
や「はい」
医「ちょっと大変だけどね,3ヶ月から半年くらい,長期で根気よく飲んでもらうの」
や「それで治るんですか」
医「ほとんどの場合治るんだけど,それでも良くならない場合はね」
や「は,はい」
医「(顔を近づけて)手術」
し,死ぬ
医「大丈夫よ,今は内視鏡でできるからそんな大手術にはならないの」
や「しょ,しょうなんでひゅか(すでに死にかけ)」
医「(フッと笑って)まぁできれば手術はしたくないわよね」
や「もちろんでしゅ」
医「まずは1週間分薬を出しておきます。なくなったらまた取りにいらっしゃい」
や「わかりましゅた」
最後に機械で鼻の中に薬を噴射してもらい,受付でお金を払い隣の薬局で薬をもらってようやく釈放。思えば耳鼻科にかかった経験など遠い子供の頃の記憶にしかありません。おそらく30年ぶりくらいと思われる久々の耳鼻科体験は精神的ダメージが大きく,家を出たときよりだいぶ具合が悪くなって帰宅しました。
…Part5へ続く。