暖冬だとタケノコが安くなるんだとか

 最近は生のタケノコを買ってきては寸胴鍋で煮て筍ゴハンと筍のパスタを作るのだけが生きがいの毎日を送っているやぢまゆうぢですコンバンハ。まさか週に1度ブログを更新できるような優雅な生活を送れる日が来るようになるとはね。全くもってコロナに感謝。してねーよ。

 …そんなわけで多くのミュージシャンの方々と同じように私も4月のライブ/コンサートは全て中止または延期が決まりました。5月6月もじわじわと侵食されつつありますので,引き続きScheduleのページでご確認いただければと思います。またレッスン会場も現在は全てお休みとなっておりますので,「ベースを習いたい!」という方は是非eラーニングシステム「箭島裕治eBASS塾」をご利用ください。

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 それにしてもこんなに長い間ライブで演奏しない日々が続くというのは何とも変な感じだ。そろそろ最後にライブに出かけてから1か月くらい経つんじゃね? …と思って調べてみたらまだ20日しか経っていないと知り愕然。…そうだ,1か月前といえば都内のの感染者数が激増する少し前で,「これからは無観客のライブ配信とかも真剣に考えなきゃねー」なんて言ってた頃ではなかったかしら。それが今や,無観客ライブどころか我々演者達が1カ所に集まることさえ憚られるような社会状況になってしまい,こうなるともう演者それぞれが自宅に居ながらオンラインでセッションするしかライブな音楽を発信する方法がなく,それも「リアルタイム」という意味では確かにライブだけれど,生の音/生身の空間という意味ではライブではないという歯痒さになってしまう,と。しかし歯がゆかろうと何であろうと,「いつ終息する」というのが全く予測できない中でライブ芸人たる私たちが生業としての音楽を何も発信しないで居続けられるわけはなく,いずれは何らかの新興の技術を駆使しででもライブ配信を行い,それに見合った視聴料をお客様からいただく…ということを考えなくてはならないのだろう。今は様々なミュージシャンが動画を撮って誰でも見られるように投稿しており,中には物凄い完成度や壮大なスケール感(音階の方にあらず),感動的なメッセージを含むものもあり私にはそこまでのものは独力で作れないが,どのような意図であれ「発信せずにはいられないプレイヤー達」が手元のネットワークツールを使って試行錯誤と情報交換を繰り返すうち,それが一時的にでも生のライブ鑑賞に置き換え得るような有料コンテンツにまで成長したらいいなと思う。もちろんそれは仮設避難所みたいなもので所詮生演奏に伍するものではないということは演奏する私たちが一番よく知っているのだが,連休明けに首尾よく緊急事態宣言が解除されるという保証もないまま,私たちライブミュージシャンがただぽかんと待っているだけという手もないことだけは確かだ。早期に病疫が終息し以前と同じように皆さんの前で演奏することができるようになればもちろん重畳だが,そう巧くいかなかった時にどのような形でお仕事としての音楽ができるのか,私たちもフェイルセーフティーを模索する必要があるのだろう。

 …最後にまた,最近upした動画をご紹介。