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冒険活劇は続く

 いやー6月,マジで半端ねえわ。過去最強の忙しさ…とまではいかないものの,何だか小粒なジャブをいちいち的確に当てられているように徐々に体力が削がれていってます(笑)。ちょっとずつ準備や予習が必要なイベント/ライブが多いので,そのために他の事を色々後回しにしながらどうにか首の皮一枚で体力が繋がっている,って感じ。ま,毎日いろんな人と演奏できて楽しいですけどね。
 ちなみに主に後回しにされてるのはバンド用の作曲とか編曲とか,あとeBASS塾の動画の編集とかです。と言っても,BASS塾の方は収録自体は一応順調に行われていますのでどうかご心配なく。問題は作編曲の方でして,こちらはバッチリ滞ってます(笑)が,先日あるお客さんに「せっかくそれをするためにアレをアレしたんだから期待してますよ」と叱咤されてしまったのでそろそろ引き延ばし作戦も限界のようです。いや別に引き延ばしているつもりはないのだけれど。

 一応7月はガラリと暇になるっぽいので,その辺が渋滞解消の勝負になるかと思っています(で,結局忙しくなると)。

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 さてその自分のバンド共ですが,これがもうライブだけは沢山入ってるんですわ(笑)。
 まずインストのBoot Funk。こちらはとりあえず8月に1件だけ決まっています。5年ぶりに活動を再開した時の,4月のメンバーが再び集まってくれることになりました。

 期日は8/12 (Fri.) ,会場は4月の時と同じ関内パラダイスカフェ。同じメンバーが再び集まってくれた喜びを「Meeting Again」というサブタイトルに託しました。
 私がライブ・ミュージックで体現したいのは,ただ仲の良いだけのミュージシャンが集まって一杯飲みながらダラダラとソロ回しをするというような独善的なセッションではなく,鋭敏で強大な一匹狼の如きプレイヤー達が対峙して繰り広げる,研ぎ澄まされた清冽な音楽なんです。私はそういう音楽を「血で血を洗うような音楽」「しまいに刺し違えてぶっ倒れるような音楽」と呼んだりもしますが(笑),当然といいますかこいつが語弊ありまくりでして,ある共演者には「私,あなたみたいに『音楽で血を流す』みたいな発想ないから」と言われて疎遠になったことがあります(笑)。私としては別に「音楽で争いを表現したい」とか言っているわけではなく,「血の通った音楽がやりたい」「ぬるま湯の如き馴れ合いのセッションはやりたくない」ということを伝えたかっただけなのですがね。ニホンゴテ,ムズカシネ。

 …若干話が脇道に逸れましたが,5年ぶりにBoot Funkを再開するにあたって私は「単にファンク・ミュージックに長けているミュージシャン」に集まってもらうのではなく,「プレイも人間も真にファンキーな奴」を呼ぶことで,このバンドに大きな意義を上乗せしたいと思いました。何を以って「ファンキーな奴」と呼ぶかは人それぞれだと思うのですが,私はそれを「自分の世界を持っていて」「他の連中に容易に与しない」奴,と考えたわけです。この「容易に」っていうのがポイントなわけで,「完全に与しない奴」ではアンサンブルが難しくなる訳ですが(笑),ともかく安易に誰にでも「いやー素晴らしいですね」などとおほざきになるような奴は避けたかった。つまりおべんちゃらが言えないような人,なおかつプレイが図抜けている人がいいわけで,それを前提に私が白羽の矢を立てたのが堤智恵子女史,山田豪君,黒瀬香菜女史,加納樹麻君だったわけです。実際にはこの4人+私で音を出してみたことはないので4/9の本番までそのサウンドは窺い知れなかった訳なのですが,技術もプライドも高い彼らならきっと血の通った,生きた音楽にしてくれるだろう…という想像の上での私からのオファーでした。

 かくして4/9のライブを終えてそのサウンドを体感し,数日後に会場から再演のオファーを頂くにあたって私は迷いなく同じ4人に打診をしました。Boot Funkを休んでいた5年間,自他のライブをおそらく700〜800本くらいやる中で色々なことを感じ,学び,考えてきたつもりですが,その中で私が追求してきた「良いミュージシャン像」たるものが間違っていなかったことを,4/9のライブを通して知り得たからです。私自身も彼らのように,高い技術と強い矜持の両方を常に持っていられたら…と思います。

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 さてもう一つの私のリーダーユニットAmaKha。こちらは年数の功もあると思いますが立て続けにライブが入っております。
 今月分は関内と千葉みなとでのライブが終わってしまったので,最も近いライブは7/22 (Fri.) 銀座No Bird。メンバーは西直樹 (pn.) さんと岩瀬立飛 (drs.) さん。こんな,日本を代表するミュージシャンが恐れ慄くようなミュージシャン二人が長くAmaKhaのサポート(サポート?)をしてくださっているという事実に今更ながら私自身が戦慄しています。

 さらに8月には2件のライブが入っており,うち1件は8/7 (Sun.) 桜木町Dolphyでのライブで,何と西直樹 (pn.) さん&大儀見元 (perc.) さんによる二大魔神との再演が決定しました! 前回この夢の共演が実現した時「激レアライブですよ! そうそう見られませんよ!」と散々宣伝してきたことが結果的にフカシになってしまいましたが(笑),それに対するクレームくらいになら謝罪なんていくらでも致します。だって再演決定のほうが嬉しいもん。


 そ,そして。8月のもう一つのAmaKhaライブは,8/23 (Tue.) の博多Gate’s 7です。

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 …あ,さらりと言ったので伝わらなかったですか? もう一度大きな声で言いますね。えー…

 8/23(火),AmaKha Special Live@博多Gate’s 7(ゲイツセブン)決定! AmaKha九州初上陸です!

 

 2nd Mini Albumがリリースされて以降「AmaKhaもそろそろオバタラのように関西方面のツアーを実現させなければな〜」と思って色々画策をしてはいたのですが,とある方のご協力のおかげで関西はおろかうちの実家(広島)まですっ飛ばしていきなりの九州初上陸が実現してしまいました。しかも博多や北九州のの実力派ミュージシャンたちとのコラボ。しかもツアーでなくこの博多1本のみ! まさに漢! 楽しみすぎて死にそうです。

 この他にもいくつかSpecial Liveが首都圏で内定しておりますので,徐々にリリースしていきたいと思っております。さしあたってはAmaKha関連,この8月までの3本に注目です!

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 その他,兵隊としても様々なライブが入っておりますので是非「Schedule」のページをチェックしてみてください。久々に集結する6/23のやまきょうさんバンド,7/2の桜木町Dolphyから始まって9月末まで断続的に関西・東北などを回る北川とわ女史のバンドTrussonicのツアー,8/10の個性派新ユニットEmSayなど,オススメのライブがたくさんあります!


ワークショップ的な事をやるんだべさ

 ひゃー。もういろいろ時間がないよう。

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 6月,宇都宮と東京でそれぞれワークショップ的な事をやりますので宣伝。それぞれ画像をクリックすれば拡大できます。

 6/1 (Wed.) 宇都宮Fellowsの方はジャムセッションのホストを務めつつ,セッションにおけるアドバイスなどを提供できればと思っております。ですのでこちらはベーシストさんのみならず,他パートを演奏される方々にもプロアマ問わずたくさんご参加いただきたいです。ミニライブなんかもやる予定です。
 6/26 (Sun.) InnerWood主催ワークショップの方は三軒茶屋のリハーサルスタジオを借りて開催するファンク・ベースに特化したセミナーです。こちらは定員が5名様で,すでに4名のエントリーがありますので残る枠は若干1名様! エントリーお申し込みは innerwoodbass@gmail.com 宛てにお願いいたします。すでに定員になっていた場合はご容赦ください!

 両セミナーとも質疑応答の時間などを設けますのでなんでも訊いていただければと思います。何にでも答えられるかはわかりませんが(笑)。

 …というわけで,取り急ぎ掲載まで! あ,Scheduleのページもいろいろ更新しましたよ。


感謝と感慨

 箭島裕治Boot Funk! vol.21「Restoration」,多数のご来場誠にありがとうございました。AmaKhaとはまた違ったメンバーで,自分の好きな音楽をお客さん達の前で2時間演奏できて幸せでした。

 アンケートを読ませていただいて驚いたのは,「INSPIRITSのファンです」という方が何人もおられたことでした。AmaKhaとBoot Funkは,「ゴスペルであるかないか」「歌ものかインストか」という違いはあれど,純粋にベーシストという立ち位置で見ると私が両バンドでやっていることはそう変わらないつもりなんです。が,やはりゴスペルユニットにゴスペルファンが集まるように,インストユニットにはインスト好きの方が注目しておられたのだなぁ,と。
 同じインストといえどINSPIRITSのようなフュージョンバンドと私のBoot Funkは音楽のテイストはかなり違うと思うのですが,アンケートを見る限りではINSPIRITSのファンの方にもこの日のライブは楽しんでいただけたようで大変嬉しく思いました。前にもここに書いた通りBoot Funkは2011年のライブを最後に5年間中断していたのですが,その5年の間にINSPIRITSで私を知ってくださる方が徐々に増えてきて,活動をチェックして下さっていたのだろうと思うと浅からぬ感慨があります。さらに再開を決めたのは昨年の秋頃だったのですが,その決断にもきっかけとなったとある事情があった訳で,今思えば中断から再開までの流れは全てが私の与り知らないベストなタイミングで勝手に事が進んだようにも思えます。大げさですが,ここで再開すべき運命だった,とでも言ったら良いのでしょうか。

 とは言っても悦に入ってばかりいる訳でもなく,「バンマスってチョー大変」などと今更な事を今回改めてひしひしと思い知らされました。もちろんだってAmaKhaだって一応私がバンマスですが,この二つは便宜上私がリーダーという体になっているだけで,実際はメンバー同士の関係は対等ですし様々な仕事を分業してやってこれた訳です。しかしBoot Funkは,一応今の所はメンバーに対しライブ毎にオファーしているので,音楽的/事務的/精神的な支えに100%自分がならなきゃなんなかった筈なんですが,…いやー支えられてなかったわ俺。敢えて言えば最初の2つはどうにかなってたかも知れんけど,最後のがね。ねー。

 そんな頼りないバンマスの元,つっつん豪ちゃん香菜ちゃん樹麻君は本当に最高のグルーヴをたたき出してくれました。今回の再開と同じように5年前の中断にもまたとある事情があったのですが,ひょっとするとこの5年間は,より強力なBoot Funkのイメージを探すために私に与えられた旅の時間だったのかも知れません。メンバーからしてみればなんとも挙動不審な頼りないバンマスだっただろうと思いますが(笑),満を持しての再開にこの4人を呼んだ私の目に狂いはなかった…という点だけは胸を張りたいです。来月,池袋でのBootFunkではとあるご縁でスペシャルなメンバーとなっていますが,パラダイスカフェさんからも再出演を要請されていますし,いずれ近いうちにこの5人でのブックを再び試みると思います。

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 さて,そのスペシャルなメンバーでお送りする東京・池袋でのBoot Funkがこちらです。

 

 タイトルは「The Bottom」。ファンクで「ボトム」というとグルーヴの底辺,みたいな美学を感じるキーワードですが,実はダブルミーニングになっておりましてドラムの渕君と深夜のファミレスに行った時の彼の名台詞「あんなん,どん底の人生やで」から取ったものです。何がどん底なのかはとてもお話しできませんが(笑),ともかく彼のファンク・グルーヴとテクニックはちょっと東京ではお目にかかれない種類のものです。樹麻君や坂東慧君もそうだけど,関西のドラマーはファンクを判ってる奴多いよなー。いい事だ(笑)。

 5/15(日),19:30開演,会場は池袋アブソルートブルーです。ご予約フォームはこちら。今ここを見ている方で佐久間優子 (pn.) さんのプレイを見た事がないという方がもしおられたら,絶っっっっっっっっっ対にこの日見に来てください。きっとあなたは,小柄で物腰の穏やかな女性ピアニストに「ジャズの化身」が憑依する瞬間を見る事でしょう。


箭島裕治Boot Funk,いよいよ再開

 のわー。せめて月に1回は更新しようと思ってたのに気がついたら2ヶ月半も経ってた。…いや「気がついたら」ってのは嘘で,気がついてたんだけどとても手が回らなかった,ってのが正直なところ。2〜3月はライブは少なかったんだけど,引越しと確定申告と機材車の入れ替えが一挙に押し寄せてきたせいで舞台袖でえらいこと過酷な日々を送っていたんです。たぶんここ2ヶ月ほど,「終日のんびりしてていい日」ってのはほぼなかったんじゃないかしら。11月のとある仕事で一緒だったピアニストさんとエンジニアさんに先日4ヶ月ぶりにお会いしたら私の顔見て「激やせじゃん」って超驚かれた。自分ではまいんち鏡見てるから全然判んなかったんだけど。

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 そんなわけで2週間切りました。実に5年ぶり,新体制5人編成での「箭島裕治Boot Funk!」@関内パラダイスカフェです。

 引越しの前後はネットが使えなくなっちゃうんで,今回は当日の1ヶ月も前に曲決めしてメンバーに資料渡しちゃいました。5年前までの「Boot Funk」は私と堤智恵子女史と末永華子女史のオリジナル,そして70〜80年代のファンク/ソウルの名曲カヴァーが中心だったのですが,今回もキープコンセプトではあるもの初めてBoot Funk用に書き下ろした私の新曲があったり,初参戦となる黒瀬香菜女史(←作編曲能力ハンパない)のオリジナルを入れさせてもらったりと新しい試みを幾つか投下してあります。そして何と言ってもファンクと言えばギター,ギターと言えばファンク! そろそろ15年来の付き合いになるであろう盟友・山田豪 (gt.) 君の参戦により,今回のライブが初めて真の「Boot Funk」となるはずです。彼の提案により今回は90年代の名曲も1曲やってみようじゃないかという運びになっており,こちらも非常に楽しみです。果たしてどんな曲目になっているのか,それは来てのお楽しみ…なのですが,つっつんの大好きな「愛のコリーダ」は確実にやります(笑)。ともかくファンク好き,16ビート好きの方々なら悶絶すること間違いなしの内容です。

 このBoot Funk,実は早くもVol.22が東京・池袋で決まっています。メンバーもこの日だけのスペシャルメンバーです。詳細をScheduleのページにこっそり載せましたのでぜひご覧ください。5/15(日)です!

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 一方のAmaKhaですが,ここの更新をほったらかしてた2ヶ月半の間にライブが2回ありました。もう「レコ発」と銘打つにはだいぶ日が経ってしまっていましたが,それでもたくさんの方々に見に来ていただけて本当に嬉しく思いました。4月からまた少々忙しくなってしまいますが,仕事場も快適になったしBoot Funk同様新曲/新アレンジを増やしていきたいです。次回のライブは4/23(土),桜木町Dolphyでのライブです。この日のサポート陣はおなじみスーパーピアニスト西直樹さんに加え,なんと大儀見元 (perc.) さんがゲストではなくメイン打楽器奏者として参戦してくれます!

 

 その他にもご覧の通り,宇都宮〜小山を回るFellows 2days,本場のスティールパン奏者Tony Guppyさんをゲストに迎えてお送りする千葉みなとでのスペシャルライブなど,かなり先までライブが決まっています。夏にはゴスペルワークショップを兼ねた初ツアーも行けたらいいなと画策しています。どうぞお楽しみに!

 


珍しく気が引き締まる新年

 現在ラテンシンガーMASAYOさんの九州ツアーの真っ最中で,今回は福岡から八女に移動している車中でこれを書いています。例えば作編曲や音源制作のような仕事は大きめの鍵盤がないと難しいので,ツアー中に内職しようとしてもスタジオでも借りない事にはなかなか進められないのですが,最近では「旅先でネット回線がない」という事はほぼないので,こういったウェブサイトやブログの更新をするには地方ツアーはいい機会となります。

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 昨年末のAmaKhaミニ(プチだったっけ)ツアー,大船・銀座に引き続き水戸・小山でもたくさんのお客さんに来ていただく事ができ,CDもたくさん買っていただきました。本当に嬉しい限りです。
 AmaKhaに関しては昨年の意向としては「ライブを2ヶ月に1度くらいにして数より質で勝負しよう」的な方針だったのですが,お店サイドから多くオファーを頂いた事もあり,本数としては12本,結果的に月1本ペースでこなしたのと同じ事になりました。そして昨年一年を通して感じたのは「やはりライブはやればやるほど音楽的にも進化する」という実感でした。2013年より幾分本数が少なかった事を考えると逆説的な実感でもあるのですが,去年一年はそれほどセットリストなども変えなかった分,内容の深化が著しかったのではないかと思います。確か2010年前後のオバタラ・セグンドはほぼ2年間くらいセットリストを変えずに多くのライブをこなしていたと思うのですが,その間お客さんは飽きるどころかどんどん増えていって私たちの音楽的な充実感も回を追うごとに増していった事が思い出されます。
 今年は私の忙しさが幾分緩和される予定ですので新しい題材を吹き込みたいとは思っていますが,同時にこの月1ペースも落とさずにライブをやれたらいいなと思っています。そして2016年最初のライブは上掲の通り,2/20関内パラダイスカフェでのライブです! 単に「サポート」と言ってしまうにはあまりにも凄絶すぎる西直樹 (pn.) さん・岩瀬立飛 (drs.) さんの最強コンビと共にお送りするAmaKhaライブ,今年もたくさんの方々に見に来ていただきたいです!

 さて,そのAmaKhaの新アルバム「Glorious Thing」ですが,ようやくAmazonで販売する手はずが整いました。発売日は1/15ですが,今からでもご予約可能ですのでぜひ下記バナーから商品ページへ飛んでみてください!

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 そしてもう一つ大きめのお知らせです。
 SNS関連ではすでにお伝え済みですが,今年から私のインストプロジェクト「箭島裕治Boot Funk!」を復活させます。その第一弾ライブがすでに決まっており,概要はこちらの通りです。↓

 

 「Vol.21」と銘打っていますが,「Boot Funk」という名前でやっているのは多分直近3〜4回分で,元々は2004年頃に「やぢまProject」みたいなヒネリのない看板で始めたのが私のリーダーセッションの端緒だったと思います。当時私は「宴(うたげ)」というピアノトリオをメインでやっていたのですが,漠とした音楽観の「宴」ではあまりやらないような,私の大好きなストレートな16ビートをたくさんやりたいなと思ったのがきっかけでした。でもやりたいことを全部やろうとするには単発のセッションとしては難曲揃いすぎたらしく,Vol.10くらいの時にサックスの宮地傑さんに「これじゃまるで『やぢまブートキャンプ』だね(笑)」と言われてしまい,それを「あ,面白いな」と思ってその次くらいから本当に「やぢまゆうぢBoot Camp!」という名前に変えてしまったんです。で,どうせなら名前に音楽観が少し出ている方がいいなあと思い,名前を漢字表記に統一したついでに「箭島裕治Boot Funk!」にした,というのがここまでの経緯です。2004年に第1弾を始めた頃は「まぁ半年に1度くらいできればいいかな,そしたら80歳になる頃にはVol.100になるかな(笑)」と思っていたのですが,実際にはここまで12年で20回ペースですからVol.100に到達するには90歳くらいまで生きなければならなさそうです。「宴」なんてバンド発足から数年で第100回ライブに到達したんですけどね。ま,数が多ければいいってものではないでしょうが,今は1回ごとにお願いしているメンバーも,いずれは固定化してバンド化していくのかもしれませんし,もしそのようになったらやはりコンスタンスにライブをやれた方がより充実した音楽をお届けできるような気がします。
 今回5年ぶりに再開するにあたってお願いしたメンバーはBoot Funkの要と私が位置付けている堤智恵子女史 (sax.) を中心に,ここ数年で私が最も「ファンキー」だと思っている加納樹麻 (drs.) 君と黒瀬香菜 (key.) さん,そして多分第1回のリーダーセッションの時にも共演してくれた山田豪君 (gt.) の4人です。このプロジェクトをやっていなかった5年の間にも様々なライブで様々なミュージシャンと共演させてもらえた中で,再開した時のサウンドを最も鮮明に想起させてくれた4人を満を持して呼ぶことができました。きっととてつもなくグルーヴィーなライブになるものと確信しています。