「Meditation」カテゴリーアーカイブ

ブログです。2001年9月から書き続けています。

禽獣とともに

 横浜市の南端に引っ越してきて初めての春がそろそろ終わろうとしていますが,春を過ごしてみて初めて知ったのはうちの目の前にある林がウグイスの生息地であるらしい事。毎朝,相当大きな声で何度も「ホケキョ!」とやらかしてくれるので眠くてもつい目が覚めてしまう(←こんなのばっか)。うちの前だけでなく近所には比較的緑が多くてその辺は私も凄く気に入っているのだけれど,それでも新たなマンションを建てるために駅の裏手にあった山を切りくずすなど次第に開発が進んでいる模様。集合住宅に住んでいる身としてあまり偉そうな事は言えないけれど,やっぱり永い時間をかけて育った林や森をマンションごときのために壊して欲しくはない。うちの近所ではゴミの集積所に例外なくネットがかけてあるけれど,カラスが増えるのだって「さもありなん」としか言い様がないッスよ。はたして何年先の春までこのウグイスの声が聞けるのか…などと思っているうちに迎える台風の季節。


 

山に囲まれた我が家

 妙蓮寺に住んでいた頃は学生の時に買ったミニコンポをずっと使っていて,よく家でナイター中継を聴きながら仕事をしたりしていました。そのコンポは去年の引っ越しの時に捨ててしまったので,いずれラジオチューナーを買ってオーディオ(参照)の中に組み入れてしまおうと常々考えていました。が,最近仕事のせいで昼夜が逆転してる時に「昼間に寝る時音楽をかけながら寝たいなぁ」という欲求が頭をもたげてきまして,まぁそれだったら移動できないチューナーをバラで買うよりもちっこいラジカセを買った方がいいかな,と思い立ち2万円くらいのやつを近所の電器屋で買って来ました(ラジカセといってもCD/MDのみでカセットは聴けないのですが)。引っ越す前はJ-WAVEをよく聴いていたのでFMは81.3MHzに合っていればそれで良かったのですが,一応他局も聴けるようにアンテナを立てて周波数をスキャンしてみました。

… … … … … … … … … … … … 84.7 … … … … …

 我が家ではFM Yokohamaしか聴けない事が判明しました(泣)。


 

備忘録<その36>

 ●やぢまのウチはマンションの1階。機材の出し入れなんかは楽でいいんだけど,休みの日になると表の駐車場で遊んでいる元気なお子様達が金切り声を上げながら廊下をお走りになるのが割と切実な悩み。やぢまは土日の昼間は寝ている事も多いのでそんな時に表で大騒ぎされると「廊下にピアノ線張っちゃうゾ☆」などと思わないでも…いやいや,顔を出して叱ればいいのだろうけど,親に「○○○号室のオヂチャン怖い」とかチクられるのも不愉快なので現状では放置。何かよいトラップ解決策はないものだろうか。

 ●林君の「Stewmann」を見に江古田Buddyへ単身乗り込んできました。←「たんしんのりこんできました」で変換すると「単身の離婚できました」になるのは勘弁してほしいところですが,それはともかく自分が永年一緒にバンドをやっている人間が他のパーマネントバンドで演奏しているのを見るのはなかなか新鮮で非常に楽しめました。何が起きるか判らない「出たとこ勝負単発セッション」も楽しいものですが,やっぱり固定ユニットならではの力強いサウンドや奥行きのある表現は「遠くに連れて行ってもらえる」感じがしてイイですね。他にも仲間のライブで見たいものがたくさんあるので今後暇を見つけて積極的にライブハウスに足を運ぼうかなと思っております。

 ●昨日掲示板に慌てて告知したのですが,5/22の水戸自由が丘スタヂオでの「」ライブの掲載が漏れておりましたのでここに改めて告知致します(→「Live Info.」)。水戸での「宴」の演奏はきっと特別ですよ。

 ●爽やかフュージョンバンドを目指していたのにいつの間にか泥んこファンクセッションバンドになりつつある「Child」の試聴室,独立サイトとしてURLを移動させました(http://yajima.applet.jp/child/)。未だ内容は試聴室のままですが写真も増えましたしいずれコンテンツを分割してサイトらしい体裁を整えようと思っています。これでやぢまが管理するサイトは3つ目ですが無料で動画が見られるのはココだけ! ←ん?

 

 ●「Links」に1件追加。カッコイイですよこの方は。


 

『わたしのれんきゅー』メール,ありがとうございました。楽しませて頂きました

 たまにはベースの話でも。

 

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 ヤマハでベースを教えるようになってそろそろ3年になります。今までレッスンをしていく上でいろいろな事に気付かされてきましたが,そのうち特に印象に残っているのは一見簡単に思える「ある奏法」が,経験の長短に関わらずほとんどの生徒があまり上手にできないことです。

 …その奏法とは「スタッカート」。全ての楽器に共通の「音を短く切る」というアーティキュレーションですが,当然それぞれの楽器の構造によって物理的な奏法は変わってきます。ベースギターの場合は一旦弾いた弦の振動をすぐさま(主に左手の指で)止めるわけで,例えば「ミディアムテンポの4分音符を8分音符程度の長さにする」くらいならたいていの生徒はすぐできるのですが,これを16分,32分…と音価を短くしていくと途端に落伍者が続出,「弾いた瞬間に音を止める」ということになるとほぼ全ての生徒が脱落します。

 この技術自体は決して難しいものではなく,少し練習すればすぐできるようになる類いのものです。ただ<スタッカートやテヌート(音を長く保つ)などがベースラインのグルーヴ感におよぼす影響の大きさ>に自分で気付く生徒はそういないので,スタッカートの練習を自発的に練習する事もあまり無いため最初はみんな巧く弾けないだけなんだと思います。

 

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 「空(から)ピッキング」という奏法があります。ギターやベースで,左手で全ての弦に軽く触れて余韻を殺したまま右手で弦を弾き,音程のないパーカッション的な効果を出すという奏法で,たいていの場合譜面上では音符の符頭が×印で表されます。

 30代半ばで夭折したジャコ・パストリアスという天才ベーシストがいますが,ジャコと言えば空ピックを多用した16分音符の独特のグルーヴを思い浮かべる方も多いと思います。が,実際にはベースの指弾きの場合空ピッキングは音圧に乏しく,バンドサウンドの中で埋もれない音を出力するにはかなりの力が必要です。ジャコの演奏などを聞いていると空ピックと思える音にも微妙に音程感があり,むしろ空ピックと言うよりは「極端に短いスタッカート」という風に思えます。音程があるので空ピックよりも存在感がありグルーヴも強力になりますし,アンサンブルの中でもコード感や調性感を損いません。上記のような記譜を見たら,ホントは下のように弾いた方がカッコイイのかも知れませんね。いくらスタッカート自体が難しくないと言っても,ここまで自由に音価をコントロールするのはやはり至難という気がしますが。

 

 結論:ジャコすげー。終わり。

 

 

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