「Meditation」カテゴリーアーカイブ

ブログです。2001年9月から書き続けています。

何よ,例年の5倍て

かかかかかふふふふふんんんんんがががががすすすすすごごごごごすすすすすぎぎぎぎぎるるるるる

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 そんな困った3月,箭島のリーダーライブは3本あります。死ぬほど目が痒いですが気合い入れて臨みます。

フライヤー
もよおし
箭島裕治Boot Funk! vol.30
AmaKha Special Live!
AmaKha Live!
お日にち
3/15 (Thu.)
3/14 (Wed.)
3/18 (Sun.)
おところ
開場
18:30
18:00
17:30
開演
19:30
19:00
18:30
MC
3,500yen
予約3,800yen
当日4,300yen
4,100yen
(季節の一品付き)
ご予約
(お電話)
045-228-1668
0467-46-5576
(18:00〜23:00)
03-3916-9551
ご予約
(web)
ご予約サイト
(日程3/14をご指定ください)
ご予約サイト
(日程3/18をご指定ください)
詳細
箭島裕治 (bs.)
堤智恵子 (sax.)
山田豪 (gt.)
加納樹麻 (drs.)

Special Guest:
佐久間優子 (pn.)

三科かをり (vo.)
箭島裕治 (bs.)
西直樹 (pn.)
岩瀬立飛 (drs.)

Special Guest:
赤木りえ (fl.)

三科かをり (vo.)
箭島裕治 (bs.)
西直樹 (pn.)
加納樹麻 (drs.)

 ブートファンクは昨年10月以来5カ月ぶりのライブです。去年はかなりコンスタンスにやってきていたのでなんだかすごく久しぶりな感じがします。
 バンドは新たに4人体制となりましたが,私の中ではやはり鍵盤楽器のサウンドは欠かせないので今回はピアニストをゲストとしてお迎えすることとなりました。そのゲストとはメンバー4人全員がリスペクトしてやまない佐久間優子女史。私が女史と初めて会ったのは2012年5月の堤智恵子セッションの折でしたが,可愛らしい声で「初めまして〜♪」と笑顔で挨拶してくださった小柄な女性ピアニストが,本番になると立ち上がって鬼神のようなソロを繰り広げるのを目の当たりにして「こ,こんな凄い人がいるのか」と腰が抜けるほど驚いたのを鮮明に覚えています。
 女史にはまだバンド化してない頃のブートファンクにも一度お付き合いしていただいたことがありますが,その時初めて共演した豪ちゃんもやはり女史のプレイ(&普段とのギャップ)を見て死ぬほど驚いたそうです。もし女史の演奏をまだ聴いたことがないという方がおられたら一度は必ず見に来ていただかないと困ります。この方のソロを聴かずして音楽好きを標榜してはなりません(笑)。3/15ブートファンク,凄いことになりそうです。

 そしてAmaKhaの方は14日と18日にそれぞれ大船と大塚でライブがあります。語感が似てるよね,この2か所。
 大船Honey Beeでは昨年12月にゲスト参戦してくださった赤木りえ先輩後輩が再共演してくださることになりました! 今回はクリスマスソングは演奏できませんので(笑),また違った曲目でりえさんのスーパープレイを堪能していただける予定です。「移動はクルマ派」のりえさんに,Honey Beeまでの迷わないルートを伝えておかなくては(笑)
 18日に出演する大塚Grecoさんは15年くらい前からお世話になっている隠れ家的ライブハウスで,AmaKhaで出演するのは今回が初めてです。オーナーの三好さんは音楽に対して大変厳しい鑑識眼を持つ方ですが,昨年パーカッショニスト海沼正利さんのプロジェクト(←これ,本当に素晴らしいライブでした)で三科女史が出演した時に女史のヴォーカルを絶賛して下さって,その流れで今回のAmaKhaライブが実現したというわけです。普段はアコースティックなライブが多く,じっくり音楽を聴くにはうってつけの会場ですので,私もじっくり聴けるような選曲を考えたいと思っています(思っているだけで,結局いつも通りになってしまうことも十分考えられますが 笑)。

 1月後半から2月いっぱいまでは近年稀に見るほどスケジュールに休日が多かったですが(ただ諸事情でそのほとんどをPCに首っ引きで過ごしてしまいましたが),3月から急に忙しくなり宿題もだんだん溜まってきてしまいました。確定申告も完成直前で止まったままですが(笑),1週間のうちにリーダーライブが3件もあるというかつてない試練を気合で乗り切りたいと思います。ぜひ皆様聴きにいらしてください!

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 …それにしても。

かかかかかふふふふふんんんんんがががががヤヤヤヤヤバババババすすすすすぎぎぎぎぎるるるるる


 

今年初のリーダーライブ

 さて,今年最初の私のリーダーライブは今年最初のAmaKhaライブです。メンバーは毎度おなじみ三科かをり (vo.) と私 (bs.) ,そして西直樹 (pn.) さんと加納樹麻 (drs.) 君です。

 日吉のWonder Wall Yokohamaさんにはお店のオープン以来いろいろなバンドでもう何度も出演させていただいていますが,AmaKhaで出るのは昨年3月以来2度目です。お料理にも力を入れておられるお店ですので是非会場でお食事しながらライブをお楽しみいただければと思います。会場のご予約サイトはこちら!(日程2/24をご指定ください)
 AmaKhaは昨年8月から11月まで5ヶ月間休養期間をいただいていましたが,その反動からか2月〜4月の間に4本もライブが入ってしまいました。5月にも茨城県の方で1件イベントに参加する予定です。
 また3/15(木)には久しぶりのBoot Funkライブ@関内パラダイスカフェもあります。2月はここまで割とゆっくり過ごしていたのですが,ここから先はツアーも幾つか入っていますし忙しくなりそうです。


 

14年ぶりの移転

 前サイト最後の更新でお伝えした通り,サイト保守管理を担当してくださっていた山口剛さんが亡くなられたため,私としてもサイトの移転を考えなくてはならないことになりました。以前のドメインもサーバもまだ使える状態にあり,私も長年住み慣れたyajima.applet.jpを離れたくはなかったのですが,万一サーバ上のデータがある日全て消えたとしたら移転も不可能になってしまうので,ちょうど休日に恵まれていたこともあり2/11あたりから移転の準備を始めました。まず新しいドメインyujiyajima.comを取得し,サーバをレンタルし,よくリサーチもせずにあてずっぽうで移転作業を始め,見事にデータベースを破壊。一時は新サイトも旧サイトも「Internal Server Error」になってしまい,あれこれ試しても復元できず数日間PCに張り付くことになってしまいましたが,無理やりな方法でどうにか旧サイトのデータを新サイトに読み込ませることができました。wordpress難しくて相変わらず使いこなせていませんが,それでも6年前に山口さんが私のサイトをwordpress化してくださっていなかったら17年分のログが溜まった当サイトを手作業で全て移転することは不可能だったと思います。今後は箭島本人が独力でサイト保守をしていくことになりますが,旧サイトでも更新自体は自分でやっていたのでそうそうご不便をおかけすることもない予定ではあります。まずは皆様,新サイトyujiyajima.comへのブックマークをよろしくお願いいたします。


yajima.applet.jpと私

 このサイトを開設したのは確か2001年9月9日で,開設当時のサーバはhomepage.mac.comを使っていました。その後2度の移転を経て,現在のアドレスに落ち着いたのが2004年。以後今日に至るまで14年間,ずっとこの居心地の良いyajima.applet.jpを使わせてもらってきました。

 「applet.jp」というのは2004年当時,大阪は難波にあったパソコンスクール「アプレット」のドメインなんです。このスクールの社長さんだった山口剛さんはドラマー岩瀬立飛さんの昔(確か高校生の時だったかと)のバンド仲間で,山口さんはギタリストでありカシオペアのコピーとかをやっておられたのだそうです。確か2002年頃でしたか,立飛さんのサイトがプロバイダのドメインからapplet.jpに移転し,「あれ,なんか随分URLが短くなったな」と思ったら数ヶ月後にデザインが一新され,「な,何だか知らないがすごいブレインがバックについたらしい」と恐れ慄いた事を覚えています。
 その後「」のツアーで関西に行った時に山口さんと知り合うことができ,立飛さんのweb関連のブレインが山口さんその人であるということを知りました。そのご縁で2003年頃「宴」のサイトをutage.applet.jpに移して頂き,次いで2004年に当サイトをyajima.applet.jpに移していただいたという訳です。しかも両サイトのデザインまで一新して頂き,開設当初の私自身による素人感満載のサイトからは比較にならないクォリティにまでグレードアップしていただく事ができました。

 applet.jpになって以降実質的にこのサイト(ならびに「宴」サイト)を保守してくださっていたのは山口さんであり,殊にwordpressベースになって以降は私がそっち系の知識が皆無だった事もあり,本当に山口さん無しに当サイトを運営するのは不可能でした。また山口さんは私が関西でライブがある折にはご多忙の隙を縫って観に来てくださり,「宴」に関してはフライヤーの制作や関西方面での配布などツアーの運営まで助けてくださいました。殊にフュージョン・ミュージックを愛しておられた山口さんは私が野呂一生さんやカルロス菅野さんとの共演が決まった折,我が事のように喜んでくださいました。2014年以降,難病である筋萎縮性側索硬化症と闘っておられましたが,私がサイト管理の委譲を申し出ても「大丈夫です」と仰って引き続きこのサイトを保守し続けてくださいました。ウェブサイトはミュージシャンにとって対外的な「顔」そのものですから,もし山口さんの助けがなく私のサイトが素人自作サイトのままであったならば冗談抜きで私の人生も変わっていたかもしれません。

 去る1月25日,山口剛さんは鬼籍に入られたそうです。当サイトのドメインやサーバーは山口さんにその管理を一任していたので,恥ずかしながら2014年以降どこのレンタルサーバーが使われていたのかも箭島本人は把握しておらず(多分ここだろうという目測は付いているのですが),現在委譲をどのようにすれば良いか暗中模索しております。できればWordpressベースのままどこか他のサーバに移転したいのですが,ドメインもおそらくこのまま使い続ける事はできないと思いますので,諸々移転が決まりましたらまたここでお知らせします。ただ,お知らせする前にここが使えなくなる可能性もあると思いますので,その場合はeBASS塾FacebookページTwitterでお知らせします。ブックマーク/フォローお願いできれば幸いです。

 山口さん,今まで本当にありがとうございました。無念極まります。


Finale使えばいいってもんじゃないし,下書きみたいな手書きもどうかと思うし

 多くのミュージシャンにとっては大抵,毎年12月が大わらわで1月は一転暇な月になる事が多いのではないかと思うのですが,個人的には今年は12月から1月半ばまでがなかなかの忙しさでした。ライブのお仕事とは拘束時間そのものは入りからリハ・本番を経て撤収までの7〜10時間ほどで,曲を弾き慣れているライブであれば新曲だけ事前にチェックして当日行けば概ねきちんと演奏できるものですが,実際にはその日現場に行くまで何を演奏するのかわからないセッションもあれば,難易度が高くて1日やそこらの予習ではとても追いつかないもの,そして滅多にないですが暗譜を求められるライブもあり(私の場合ではぶっちゃけINSPIRITSだけですが 笑),そのようなライブでは数週間〜1ヶ月かけて曲を体に覚えこませなければならず,総じて演奏のお仕事に対して我々が費やしている実働時間は,演奏時間はもとより拘束時間よりもずっと長い事が多いです。
 11月から1月にかけてのライブはまさに事前の準備が必須であるライブが多く,ライブスケジュールの密度から連想されるよりはホントにホントに忙しくて大変でした。おかげでeBASSの収録が全く進まなかった事が悔やまれますが,ここからは少しずつ進められそうなのでまずは7章後半を仕上げてしまわないとな,と意気込んでおります(サンプル動画色々増やしてますので,ぜひYoutubeの再生リスト見てください)。

 予習といえば,予習できるお仕事では音源と譜面という2種類の資料が不可欠ですが,この「譜面を作る」という作業はなかなか大変で,私も自分がバンマスの時には譜面を作ってみんなに送るのが本番の直前になったりする事もあり申し訳なく思うのですが,それでもできるだけスムーズに読んでもらえるように努めて読みやすく書くように気をつけています。これはストレスなく予習してもらえるようにという意味もありますが,なんと言っても本番の時リアルタイムに読みながら弾いてもらうのですから,直感的に弾けるように音符やコードネームの配置に特に気を配るのです。これは手書きであろうと浄書ソフトであろうと同じように気をつけるべき事で,PCで譜面を作る場合でもスペーシングをすべてPC任せにしていては読みやすい譜面にはなかなかなりません。
 もちろん読み手の側にも一定の読譜能力が求められるのは言うまでもなく,私も子供のころピアノを習わせてもらったおかげで「どちらかと言えば読める方」ではあると思うのですが自分で「譜面は強いです」と胸を張って言えるほどの自信はありません。以前とある若手ベーシストのウェブサイトのプロファイルに「読譜能力に定評がある」と書いてあるのを見て「凄いな」と思った事があるのですが,もし自分が先輩ベーシストMさんのように周囲から「あの人ってホント間違えないよねー」と感嘆されるくらいなら自分でもそう標榜したいところです。けど残念ながらそこまではできないという。

 自分の場合読譜能力は「そこそこ読める」程度かもしれませんが,幸いにして若い頃楽譜浄書の仕事をしていたことがあったおかげで出版レベルの譜面を作るスキルがあり,その事はおそらく自分のバンド運営の大きな手助けになっていると思います。ライブで使う譜面はリアルタイムに読んでもらうものなので出版譜とは作るコツが少々違いますが,「読み手の気持ちになって作る」という点では同じであり,読む側の立場になってみれば書いた人が読み手の気持ちに寄り添っているかどうかはすぐに判るものです。それは「巧い下手」「手書きかPCか」という物差しとはまた違うもので,音楽は譜面が全てではないかもしれませんが,私はこの五線譜という普遍的なツールをたいそう愛していますし,最低限自分のバンドでは一緒に演奏してくれるミュージシャン達に気持ち良く演奏してもらえる譜面をこれからも渡していけたらと考えています。

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 1/27,28の土日は伊藤芳輝さん2daysです。27日は久しぶりの伊藤芳輝トリオ(@銀座No Bird),28日はスパニッシュ・コネクションのサポート(@六本木キーストンクラブ)です。自分にとっては2年前の6月にフラメンコの知識ゼロの状態で初めて芳輝さんと共演して以来数え切れないくらいのライブに誘っていただき,去年の初めにレコーディングに参加させてもらい,4月から11月まで何十箇所ものツアーを共にした全ての経験の集大成,と勝手に思っています。27日の共演者は服部恵 (perc.) 女史,28日はもちろん平松加奈 (vln.) 女史に吉見征樹 (tabla) さん。いずれも音楽愛に溢れた尊敬するミュージシャンばかりです。是非見にいらしてください。

20171028

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