「Meditation」カテゴリーアーカイブ

ブログです。2001年9月から書き続けています。

大阪での特別な2ライブ

 さて前回のMeditationでもお知らせしましたが,今日(20日)/明日(21日)と大阪で個人的2daysのライブがあります。20日は大阪在住のシンガー/ピアニスト,奥本めぐみ女史のセッション「West meets East」。


 めぐみ女史との初顔は意外な事に東京でのオバタラ・セグンドのライブでした。中路さんは以前にもオバセグのライブに突然ゲストの女性ヴァイオリニストを連れてきた事があり,いざセッションしてみてこの方のプレイのあまりの格好良さ(表現が平易で申し訳ないですが,本当に超絶にカッコ良かったんです)に仰天した憶えがあります。仮にもラテンジャズ界の片隅に居ながらSAYAKAさんを存じ上げなかった私が偏に不勉強だったに過ぎないのですが,まぁそのような前科(笑)のある中路さんが再びオバタラのライブにわざわざ大阪からゲストを連れてくると聞き及び「これはまた超絶な人を連れてくるに違いない」と密かに楽しみにしていたものです。ただし,そのゲストがヴォーカリストであるというのが多少意外ではあったのですが。
 で,ライブ当日。グランドピアノの横にいつもは設置されないNordのエレピが置かれ「あれ,今日は志宏君の隠し芸があるのか」と思っていたら,なんとめぐみ女史はばんばん鍵盤を弾きながらばんばん歌う人だったのです。ソウル丸出しのヴォーカルや志宏君とのバトルでも一歩も引かないピアノもさることながら,この方の作曲/カヴァー選曲のセンスは凄い! 女史はオフィシャルサイトに「シンガーソングライター」とは書かれておられないのですが,個人的には彼女のオリジナル曲に私は経絡秘孔突かれまくりでした(以来私は心の中で女史の事を密かに「ラオウ」と呼んでいます)。
 女史はこの一晩の邂逅で私の事を「ジャズ屋の皮を被った16系ベース」と見抜いてしまったらしく,終演後「何かまたご一緒できたらいいですねー」という話をしてはいたのですが,ほんの1ヶ月後にすぐさま大阪でのブッキングを取り付けてくれました。それが今日20日のセッションという訳です。凄い行動力! さすがラオ(略)

 今回のセッションに当たっては女史が色々と選曲をして下さって音源も送って頂いたのですが, ここで新たに聴いたオリジナル曲がまた素晴らしく,カヴァー選曲もあまりにツボすぎてもはやこの音源集は資料というよりも私のクルマ通勤時のヘビロテBGMとして酷使されております。女史は関西では当然有名人と思われますのでいまさら大阪の皆さんに「奥本さんが素晴らしい! 聴きに来て!」とのたまうのは釈迦に説法もいいところかもしれませんが,初めて関西圏ミュージシャンのセッションに乗り込む私が女史の音楽に新たな一石を投じる事が出来るよう,私もガチで臨む覚悟です。…いやいつだってガチですよ。ガチですけど,実際今回は単発のセッションとしてはちょっと特別な気分です。何せ「West meets East」ですからね。Eastの看板を一人背負ってWest3人の牙城に攻め込む訳ですよ。ボコられたらおめおめ東京に帰って来れません。マジで。

 大阪の皆さん,是非聴きに来て下さい。敢えて。

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 そして21日は毎年恒例のJ&Oツアー最終日となるビルボード大阪でのライブ。毎年恒例,といっても今回の大阪だけはちと特別です。なんとドラマーがバンマスでアレンジャーなのにドラムレスなんです。いや実はクローズなお仕事ではJ&Oのコンサートをドラムレスでやったこともあるのですが,今回のような公開コンサートでは(少なくとも私は)初めてです。

 そして今回のこのドラムレス編成を,私は実は密かに楽しみにしていたのです。いやもちろん立飛さんがいれば鉄板なのですが,その立飛さんがグルーヴを絶賛するピアニスト森丘ヒロキの凄さをこの日のお客さんには存分に思い知って頂ける事でしょう。自然体でありながら圧倒的な奥行きを持つJ&Oのお二人がドラムレス編成にどう絡むのか,期待は膨らむばかりです。
 この特別なライブを関西以外の方にお見せできないのが残念ですが(でも泊まりがけでも聴く価値ありますよ),東京近郊の方にはキム・カリョン (vo.) さんのトリオで私と森丘君のドラムレスでの演奏をお聴かせできるのでぜひお勧めしたいです。もちろん私のリーダーユニット「AmaKha」でも殆どのライブで彼のプレイを堪能できます(ドラムレスではないですが)。

 20日/21日,いずれも凄いライブになりそうです。大阪で皆さんのお越しをお待ちしております。各ライブの詳細はそれぞれのフライヤーをクリック,または「Schedule」のページまで!


近況報告&大阪に行きますのお知らせ

 ここんとこ毎回AmaKhaの事ばっかり書いててすみませんが現状やはり私の生活も頭の中も今度のAmaKhaライブの事でいっぱいでして原発の事も消費税の事もあまりきちんと考えておらずホント国民としてすみません。しかし実際のところ,未だぶっ壊れた原発が全然直ってないまま放射能ばんばん出してる中,滅多にデモなんかやらない国民が珍しく何万人も首相官邸に詰めかけるのを無かった事にして他の原発を順番に再稼働させようとする国って,傍から見たらいったいどんな国家に見えるのかしら。頼むから50ヵ国くらいの首脳が一斉に日本政府に対して「順番が逆やないかーい!」と裏拳でツッコんでほしい。そうしないともうこれはいずれ逃げる覚悟でいなきゃいけないかもしれません。メキシコに。

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 …さて最近は何をしているのかというとAmaKhaの曲目も決まり音源も譜面もようやくメンバーに渡し終わり,今は12日と23日のリハーサルに向けて色々と準備を進めているところです。しかし先月はヒマだったので内職に割と没頭できましたが,今月はライブもそこそこあるのでそれらの予習もしなければならず相変わらず手一杯感は否めません。ちなみにどんなライブがあるのかというと今週は赤坂Bフラットトニー・グッピーさんのセッション,そして来週はSTBでのFRV!結成20周年ライブに加え,奥本めぐみさんのSession,J&Oのコンサートという大阪2daysがあります! 私は産まれてから3歳までしか大阪に居なかったので(それ以降は奈良)あまり大阪で過ごした時の事は覚えていないのですが,それでもやはり出身地である大阪へ演奏しに行くのはどんなセッションででも嬉しいものです。素晴らしいオリジナル曲を書く奥本さんのセッションも,ビルボードでは初めてドラムレスで演奏するJ&Oも,どんなサウンドになるかとても楽しみです! 大阪の皆さん,2日連続で観に来てくれても罰は当たらないと思いますよ!

 …ちなみに今すぐ国外逃亡するつもりはもちろんありませんが,いずれ海外と日本の2拠点で活動できたらいいね,という話は出てきております。いやメキシコかどうかは判りませんけど。…え,話の出所? 知りません。


7/28 AmaKha Full Band Live @ 横浜Thumbs Up,チケット発売のお知らせ

 

 さあ,いよいよAmaKhaフル編成ライブまで残すところ1ヶ月強となって参りました。前回も書きましたがヴォーカル三科女史自身のゴスペルクワイアのホールコンサートにかかりっきりだったため今回のライブに関しては内容を今のところほぼ私一人で企画して参りました。しかし件のゴスペルコンサートも無事終了し,女史もここからは体が空く事と思いますのでいろいろとダメ出し協力してもらえるものと期待しております。とりあえず私の方は新曲を1曲書き上げたので今度のライブで出来るかどうかは女史が歌詞を書けるかどうかにかかっています! (しかし苦手だという割には女史は書く時はあっという間に歌詞を書き上げてしまうので本当に舌を巻きます)

 そしてどうですか上に掲げた見事なフライヤー。これを作ってくれたのは前2回のフルバンドライブの時と同じ和泉君という私の友人で, 某・超有名TVゲームの制作にも携わっているというプロ中のプロデザイナーなのです。彼は中学の時の同級生で,当時から抜群に絵が巧くて将来は凄い仕事をする人になるんだろうなと充分に思わせるものを持っていました。お互い社会人になってからは15年くらい会ってなかったのですが,mixiでの再会を機に色々と仕事をお願いするようになり,現在ではAmaKhaの1メンバーと言ってもいいくらい重要な人物です。彼は前述のKWRのコンサートでもプログラムやチケットの制作,果てはカメラマンまでも担当しており,彼の作ってくれるフライヤーはいつどこに貼っても周りのフライヤーより目立ちます。

 AmaKhaのフル編成ライブは昨年10/1以来ですからほぼ8ヶ月ぶりですが,ライブそのものも4月のGINZ以来なので結構な久しぶり度です。 GINZのライブを終えて「あー次は3ヶ月後か,結構空いちゃうなー」と思っていたのですが気がついたらあっという間に2ヶ月経っちゃってました。最初の歌リハまで残り2週間しかなく私にとっては尻に火が点きまくりですが,少しでもオリジナルなもの&クォリティの高いものをやりたい,という希求のもとギリギリまで作曲&アレンジの作業に精を出したいです。

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 先日,三科女史がデザインした当ライブのチケットが家に届きました! 予約自体は以前から弱めに受け付けていましたがチケットも無事届きましたしここから大々的に宣伝します! 7/28 AmaKha Full Band Live @ 横浜Thumbs Up,チケットをご予約頂ければ当日料金より¥500お安い¥3,500でお求め頂けます! ご予約はAmaKha公式サイトのメールフォームまで,どしどしお寄せください! お待ちしております。


来週からまたちょこちょこ書きますよ

 高校や大学入試の時(私は大学受験してませんケド),「出来る問題から探して取りかかれ」という鉄則をみんな叩き込まれましたよね? ミュージシャンなんぞになったらもう試験なんて受けないしそんな格言も縁遠いよな…と思っていたのですが,AmaKhaフルバンドライブまでぼちぼち1ヶ月となり,曲目も出そろい,それに伴って宿題も山ほど出そろってしまい,さぁどこから手を付けるか…と途方に暮れた時に改めてこの格言が頭をよぎりました。「簡単なやつから取りかかれ」。

 新曲を採り上げる時に資料の作成が簡単なのは既存曲>オリジナルアレンジ>オリジナル曲です。既存曲の採譜はめんどくさいですが頭はそんなに使わないのでPCに向かっていればいつかは終わります。殆ど事務仕事。
 既存曲にオリジナルアレンジを加えるとなるとまずアレンジ自体を考えなきゃなんないし,音源は無くても何とかなりますがこちらの意図をスムーズに演奏者に伝えるためは作った方がベターです。アレンジも創造の一つなのでアイディアに煮詰まる事もあります。
 そしてオリジナル曲は当然1から全て自分で作らなきゃなんないのでメンタルな消耗がハンパ無いです。職業作家さんとかならテレビ見ながらでも1曲書けるのかもしれませんが私には無理。 私生活で懸案事項とかあったら作業も進みませんし,アイディアがまとまっても音源と譜面は必須なので大量の事務仕事が待っています。もちろん自分で産んだ子ですから愛着は前2者に比べれば大量にある…はずなんですが,いつもかわいい子が産まれるとも限らないので困ります(笑)。

 何にせよ,いずれはオリジナル曲が中心のライブが出来るようになればいいなと思っているので,球数の少ない今は一つ一つ新曲を書いて行く他はありません。ただ,オリジナルに最初から取りかかるといつ出来上がるか判らない=資料もいつ送れるか判らないので,まずは皆が資料を早めに見られるよう作業の簡単なもの(=既存曲)から片付けて行っている,というのが今の毎日です。

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 …そんなわけで更新を1ヶ月近くも放ったらかしにしていた言い訳から入ってみました。放ったらかしと言ってもMeditation以外はちょこちょこ更新したりしていたのですがよっぽどのマニア(いるのか?)の方以外は気づく筈もありませんよね。宿題もいつもは相方の三科女史に色々と協力してもらっているのですが,今回は女史が自身のクワイア「KWRゴスペルクワイア」の大きなコンサートを目前に控えており「資料手伝って」とか怖くてとても言えない状況です(笑)。幸い私は今月ライブが少ないのでそこそこ空き時間もあり,何とか今月中には資料をそろえられるんぢゃないかと思っています。今日,新オリジナルを書き終えてやっと一段落したところです。
 もちろん新曲が書き上がると超嬉しいですが,作業中の「産みの苦しみ」を考えるとこういうwebやブログの更新をしている方がよっぽど楽しいですし,FacebookやTwitterなんかはもっと手軽なので下手をするとずっと張り付いてしまいそうになります。しかしこの手のお手軽系は有意義に使わないとテレビゲームと同じで実生活が一歩も進まないし,当然誰かが宿題を手伝ってくれる筈もない訳です。

 ミュージシャンやライブハウスさん,楽器代理店さん等でwebの更新が滞っているところもたまに見かけますが,大抵本業が忙し過ぎてそっちに手が回らないケースが殆どだろうと想像できます。で私自身はともかく,私の周辺のそうした多忙な仕事人はみな一流の仕事をしておられる本物のプロフェッショナルの方ばかりです。納期や連絡が守れないのにTwitterやFacebookだけはマメ,みたいな人はいる筈もありません。

 いやーしかし自戒を込めてですが,FacebookもTwitterも張り付きは良くないよ,ホント。いや毎回面白い事しか言えない高田純次みたいな人ならいいけど,そんな人殆どいないし。ついでに言うならメールもWebそのものも,張り付いてたって時間の無駄だよ〜ん。

 


大好きな名古屋へ行きマウス

 毎年恒例春のJ&Oツアー,先日の東京に続いて来週27日には名古屋ブルーノートでの公演があります。大阪はちと日程が離れて7/21。ビルボード福岡があった頃は4カ所回れてもつ鍋も食べられたのになぁ…と2006年頃のツアーを懐かしく思い出します。最近Youtubeに過去のJ&Oのライブ動画が結構アップされてますので順子さんのお名前とかで検索してみて下さい。私のお勧めはTwitterでもご紹介した「ジョージア・オン・マイ・マインド」です。もちろん今年のツアーは動画では見られない新レパートリー目白押しですので,動画でお二人の素晴らしい歌声に少しでも心を揺さぶられたなら即名古屋ブルーノートに予約入れないといけませんよ! 予約ページはこちらですよ!

 

 …ところで最近の私の近況はどうなっているのかと言うと,ようやくメキシコの時差ボケが解消されつつあるという軟弱ぶりを遺憾なく発揮しているところであります。元々ミュージシャンなんて不規則な生活なので「時差ボケなんて大した事無いよな」と高をくくっていたのですが,実際渡航してみると帰国後1週間は夜22時ごろになると規則正しくスリープ機能が働くといった具合になり大変往生しました。ジャズのライブだとちょうど2部の中盤辺りで眠くなる訳で,ミュージシャンとしてこれ以上使えない属性は多分無いんぢゃないかと思います。恐るべし,15時間差。