「Meditation」カテゴリーアーカイブ

ブログです。2001年9月から書き続けています。

久々の試み

 ニュースでもやっている通り何だかガソリンが急に高騰し始めたので,滅多にしない事なのだけど昨日のライブ仕事に試しに電車で行ってみた。私の機材車は15年落ちの古い国産のステーションワゴンなのだけど一応ハイオク仕様で,実燃費は平均して8.5km/l程度と,極悪とまでは行かないがエコカー主流の現在の基準ではお世辞にも良いとは言えない。しかもこの4/8で車検が切れるのだ。
 実は今月の頭に,近所のフォルクスワーゲンのディーラーにゴルフヴァリアントパサートヴァリアントの試乗をしてきたのだ。私のクルマはサイズ的にはパサートに近いので最初に試乗したゴルフでは機材が乗り切りそうにないし,1.4ℓの4気筒エンジンはやっぱ少々うるさいな…と思っていたのだが,次にパサートに乗ってみたら同じ4気筒でも断然静かで快適だったので驚いた。ラゲッジもでかいし内装もオサレ。燃費はカタログ値で18km/l超え。ほんの軽い気持ちで試乗しただけなのにあまりの出来の良さに急に本気になってしまい,家に帰ってエクセルを起動しローンで買った場合と今の車に乗り続けた場合の維持費を7年先まで綿密に試算。結局「もう1回車検とってあと2年乗ろう」という結論に至りディーラーの営業さんにゴメンナサイしたのだけれど,その後もガソリン代が少しずつ上がってきているので「やっぱ思い切って買っときゃ良かったか」と若干後悔している。いやーしかし,パサート素晴らしいですよ。ワゴン好きならお勧めです。

 …大分話が横道にそれてしまったが,そんな訳で昨日のオバタラのライブには電車で行ってみた。何せ会場は赤坂B-flat,近所の有料駐車場はたいてい料金が高いし,ウチからだと往復で100kmくらいはあるのだ。そこへ行くと電車なら安いルートで片道640円。多分クルマ移動の1/3程度の経費で済む。以前鎌倉ダフネでのライブの時だけは家から近かったのとお店に置いてあるAshdownのコンボアンプが好きだったのでよく電車で行っていたのだけれど,それ以外のライブに電車で赴いた事はほとんど無い。やっぱり大抵のお店には使えるアンプは置いてないし,エフェクトも予備の楽器も持って行けないし,何と言っても家が神奈川なので終電に気を遣わなければならないケースが多いのだ。
 で,結果どうだったかというと「とにかく肩と腰が疲れた」。5年くらい前から軽量な楽器を使い始めたおかげでそれまでの悩みだった腰痛からほぼおさらばする事が出来たのに,結局DIやら電池やらで増量したギグバッグを背負って電車移動したのだから疲れない訳がないのだ。しかも演奏後でヨレヨレになりながら乗る復路の電車がより混んでいるのでよりダメージも大きく,未だハンパない肩こりに悩まされながらこの文章を打っている。
 B-flatのアンプはダフネと同じAshdownで大きさも同じくらいだったのだけれど,ダフネではちょうど良くてもB-flatでは若干パワー不足でやりやすいとは言えなかった。ピアノトリオくらいの編成だったら問題なかったのだろうけど,打楽器二人を擁する6人編成のオバタラの音量では…。しかしま,一度やってみていい経験になったので良かったとも思う。
 何と言っても昨日はライブ自体がとても楽しかった! 今回はゲストヴォーカルの奥本めぐみさんが入った事でいつもと曲目が全然違って新鮮だったし,私の好きなファンク系も多かったし,何より奥本さんの選曲,作曲,ヴォーカルが素晴らしかった! お客さんもたくさん来てくださって本当に良かった。「継続は力なり」とはバンマス中路さんのためにあるような言葉だと思う。同じようにバンドを運営している者として本当に頭が下がる。

 演奏後に心置きなく一杯飲める電車移動も悪くないが,今後も出来る限りは自分のアンプを持ってクルマ移動しようと思う。やっぱり,自分自身が安心できる音を皆さんに聴いてもらいたいからね。


なぜかYoutubeの埋め込みが出来なくなりました

 花粉症でどうにも目が腫れてしまいつい何度もこすってしまったら左眼がモノモライを併発。おかげで毎日(左眼2種類+右眼1種類)×3=9滴の目薬を点眼しなければならない日々を送っており,毎日9回ビクっとしながら「ひっ」などと情けない声を上げております。普段コンタクトレンズ等をする習慣がないので点眼の下手さがハンパないのです。

 今月はライブのない日が多かったのでAmaKhaライブの準備,及び当サイトのリニューアルの準備にかなり時間を割けました。おかげでこうして無事新しい環境でMeditationを書けていますし,AmaKhaの新曲も先日ようやく書き上げました。あとは三科女史が歌詞を書いてくれれば晴れて完成なのですが万一,万一女史が「何か書けない」と言った瞬間に曲は即座にボツになるのですああ恐ろしい。なので歌詞が書き上がるのを待たずに作曲係としては第3弾にさっさと手をつけねば色々と後手に回ってしまうのです。少人数ユニットって融通が利いて色々楽ですが,分掌が限られるのでこういうところは気を抜けないんだなと思い知りました。

 さて,まもなくAmaKhaサイトにアップしようかと思っているのですが一足お先にこちらでAmaKhaの新動画「上を向いて歩こう(抜粋)」とオリジナル曲「Glorious Thing」をご紹介します。新動画と言っても昨年10/1の映像ですが,手元にはそれ以降の素材も色々とストックされていますので今後少しずつ小出しにして行きます。ご期待ください。


7年ぶりのGrapefruite Moon

 「Yukie & ナンクルナイサーズ」2ndライブ,盛り上がりました。三軒茶屋Grapefruit Moonに出演するのは多分7年ぶりで非常に懐かしかったのですが,今回実はお店のスタッフ「タカノハシアキラ」さんに会えるのを楽しみにしてたので念願叶ってホントに良かったです。私の方がお噂やYoutube等で一方的に存じ上げていただけなのですが,某Sax奏者の話題等で超盛り上がりました。…え,タカノハシさんをご存じない? それはいけませんね! フュージョンファンならこの人のパフォーマンスは必見です!

 ご自身もドラマーとしてライブハウスに出演されたり,劇団員としても活動されているそうです。ライブの幕間にものまねコーナーを披露,最近の新作は「渡辺香津美さん」なんだとか。ちょ,超見てぇ。ちなみに今日,「是非私のモノマネもして下さい!」とお願いしたら「もちろんもう取材済みです」というお返事を頂きました。絶っっっっっっっっっっっっっっっ対見に行く。


8年目のフルモデルチェンジ

 ご覧の通り,ウェブサイトを完全リニューアルして頂きました。今回もアプレットさんのお力添えによる素晴らしいデザインです。びっくりした? ねぇ,びっくりした?

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 …すみません,あんま嬉しくてついはしゃいでしまいました。実はこのNewサイト,試運転中すでに別URLでwebにアップされており,いくつかのエントリーはGoogle検索とかにばんばん引っかかってましたので公開前からお気づきの方もいたかも知れませんね。各コンテンツの情報が色々と古くなっていたり,リンク切れ等も色々あったせいで私が詳細を整えるのに多少時間がかかってしまいましたが,やっとこうして公開の日の目を見る運びとなりました。嬉しいよー。前サイトと書式等が色々違うせいでMeditationの過去ログやLinkのページ等いろいろと突っ込みどころが残っていますが,更新しながら少しずつ直して行きます(8年前もそうでした)のでどうかご了承ください。

 そしてそして,3/11のAmaKhaライブ@Hey-JOEにお越し下さいました皆様,ありがとうございました! あの場にいた方々なら判ると思うのですが,もう笑い過ぎて帰りしな腹筋が痛かったです(笑)。ともかく山崎史子巧すぎ。そして面白すぎ。「歌ものに参入する事ってあまりない」という言質が嘘かと思えるほど自然で華麗なアンサンブル,迫力あるソロ,そして迷走を極めるMC(笑)。こんな面白い人他にいません。是非またAmaKhaと共演して頂き,お客さんに感動と笑いを与えてほしいです。
 AmaKhaの次回ライブは4/29,私にとってはずいぶん長い事お世話になっている調布GINZさんでの久々のリーダーライブでの出演です。日曜日ですので少し時間を早めに設定して頂きました。詳しくはScheduleのページをご覧下さい!

 今回のサイトリニューアルで更新もやりやすくなったので,これから少しずつ手元に溜まった情報を追加していきます。今後とも当サイトをどうぞよろしくお願い致します。


1歳になります(バンドが)

 横浜に於けるフュージョンの聖地,Hey-JOEさんには私は客として1度行った事があるだけで演奏した事は無い(三科女史は他のバンドで出た事があるみたいです)のですが,今日11日,AmaKhaのライブで初めて出演させて頂ける運びになりました。AmaKha自体も発足の話が持ち上がったのは一昨年の9月くらいですが,初めてのライブは去年の3/20でしたので特にアナウンスもしていませんが明日は(ほぼ)1周年の記念ライブという事になります。

 

 そしてこれもアナウンスはしていませんが,3/11と言えばもちろんかの震災から丁度1年を迎えるその日に他なりません。私個人は幸い怪我もなく親族にも災禍はありませんでしたが震災の前後には色々な出来事がありましたし,3/11で感じた葛藤の先に自分の中で何かが変わったという自覚もあるので,AmaKhaの事を脇に置いても自分自身にとってある節目を今日迎えるのだなという感慨はあります。でも今日は震災の事が頭にあっても無くても,演奏する側も聴く側も,その時の自然な気持ちで音楽を一緒に楽しめる一日になってくれればそれでいいと思います。私は今の自分から自然に出てくるものを演奏にするだけですし,AmaKhaはゴスペルという音楽を通じて楽しさや強い想いを皆さんにお届けするだけです。

 さて2011年は私にとって事件のオンパレードと言えるような年だったのですが,そのうちの一つがヴァイブラフォン奏者山崎史子さんと知り合えた事でした。銀座Swing Cityがブッキングしてくれるライブは全員が「初めまして~」で挨拶もそこそこに曲を出し合ってリハーサルしてすぐ本番,というスリリングなパターンが多いのですが(おかげでたくさんの素晴らしいミュージシャン達と知り合えました),史子さんと最初にお会いした時「初めまして~」でリハが始まってすぐ「この人すげー!」と目を奪われてしまったのをよく覚えています。以後同じSwing Cityでの共演が一度あるだけなのですが,いつか「」とかに呼べればなぁ…と思っていたところに意外にも三科女史が「AmaKhaにヴィブラフォンの人呼びたい」と提案してくれたので,今日のライブでの史子さんのゲスト参加が実現したんです。私は史子さんに会うのが今回で3度目,おそらく5ヶ月ぶりなんですが,その間に件のSwingCityも閉店してしまい,時代と共に少しずつ自分を取り巻く音楽環境も変わりつつあるんだなぁと実感しています。自分も音楽自体を変えていく一人として,明日は同年代の仲間(それでも自分が一番年上ですが)と良いライブになるよう精一杯楽しみたいです。明日観に来てくださる皆さんには,山崎史子さんの素晴らしい演奏と迷走するトークのギャップも楽しんで頂きたいです(笑)

 さあ,2年目に突入するAmaKhaの成長ぶり,皆さん是非観に来てください!