月別アーカイブ: 2004年1月

今はちゃんと弾いていますよ

 最近外での演奏が少ないのでそろそろ皆さんも私の顔を忘れかけてきてる頃なんぢゃないかと思います。まぁ私もそろそろベースの弾き方を忘れかけている頃なのでお互い様ですよね。何が。

 

 

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 「ベースの弾き方を忘れる」なんて冗談みたいな話ですけど,これって私ら楽器を弾く人間から見ると全然笑えない話なんですよね。実際ミュージシャンと言えども何ヵ月も楽器に触らないでいると全然弾けなくなってしまうし。実は私も2001年6月に「Hittin’11」に参加する以前の半年間くらいほとんど楽器を触っていなかった時期があったんですが,もう手に力が入らなくなっていてリハビリに大変往生した記憶があります。何せ左手の指先が痛くて弦を押さえ続けることすらできなかったんだから。それでも何とか「Hittin’11」のリハと本番をこなして(自分としては散々な演奏でした)以後のライブにも参加できるようになったわけなのですが,…まったく今だからできる話ですよねこんなの。

 

 

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 その後周囲のミュージシャンからも同じような話をいろいろと聞く機会があったわけなのですが,みんながよく言うのはやはり「あ,練習しなきゃ」という強迫観念めいたものを恒常的に持ち続けているということ。それに自分でどう対処するのかは人それぞれなんだと思いますが,技術を向上させたり新しい音楽を生み出したりするのに1分1秒を惜しむ気持ちは,名声や業界での位置付けなどとは関係なく,音楽家一人ひとりにとって充実した生き方をするための糧として不可欠なものなのではないかと思います。確かに「オマエそんなこと言ってる場合ぢゃないだろ」的な緊急時においてもなぜか「あ,練習練習」のような事を考えてしまうのは普通の人(語弊は承知ですが)から見れば「甘い」とも「人間味がない」ともとられてしまいそうな危うさを孕んではいますが。まぁこの辺は表現や創作を生業としている人以外には理解できない,埋めがたい溝なのかも知れませんけど。


 

九重親方(元千代の富士)が『昔のオレみたいに強いね』と言ってたそうな。確かにそうだけど自分で言うな自分で(笑)

 朝青龍強ぇなあ。実はやぢまは小3くらいの頃から大の相撲ファンで,2代目若乃花(兄弟の「お兄ちゃん」は3代目です)が引退した場所あたりから大相撲中継を毎場所楽しみにしていたんです。逆鉾(さかほこ)が隆の里から外掛けで初金星を奪った一番とか,横綱・大関を総なめする勢いだった若い頃の小錦(当時体重が230kgくらいだったような)が北天佑に上手投げで転がされた一番,貴闘力に顔を張られた霧島が逆に相手を突っ張りまくって脳しんとうを起こさせた一番などは良く覚えています。貴乃花・若乃花兄弟が台頭してきた辺りからあまり大相撲も見なくなっていたのですが久し振りに「厳しい」「激しい」「凄みのある」といった形容が相応しい相撲を取る横綱を見て「おぉ」という気分にさせられています。どんなスポーツでも,飛び抜けて強い選手の出現ほどそのスポーツ自体の人気を高めるものはありませんね。

 

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 事後報告になってしまい申し訳ありませんが24日のライブは当日になって急遽「雅(みやび)」から「」に復帰することが出来ました。今後ライブ予定を再構築する予定ですので次回ライブまでしばらくお待ちください。またお世話になった関係各位の方々には心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 

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はーい今日はお絵描きをしまーす

 普通さ,通勤電車のロングシートで居眠りするときって

 

 
こうか

 


こう(ちょっと後ろにもたれ掛かる)でしょ。

 

 

 先日東海道線の小田原行き最終電車でやぢまの向い側に座っていた酔っ払いのヲッサンは

 


床に手ぇついてた。

 

 ヲッサン何だよそれ。そんな居眠りはあり得ねえよ,第一ちっともくつろげねえよそんな体勢は…と思っていたらそのヲッサン,

 


いびきスタート。

 

 どうやら本人にとっては適度にリラックスした姿勢である模様。やぢまの隣に座っていたカップルはずっと下を向いて笑いをこらえています。そりゃ私だって必死でこらえてましたけどヲッサンの体が前後に揺れ始めた時「こ…これはひょっとするとやってくれるんぢゃないか」という期待が頭をもたげてきたんです。なにをって,

 


立ってる人に頭突きかましてくんねえかなぁ

 

 果たしてやぢまの期待通りの展開を辿るのに5分とかかりませんでした。しかも

 

頭突きで膝カックン

 

 半ば予期していたとは言えさすがに鼻水が吹き出ました。隣のカップルはもう普通に爆笑。立ってた人は何が起こったのか判らず呆然とヲッサンを見下ろしていましたが当の本人は「うう」と唸ったあと再び椅子に腰をおろして前屈みになり,また床に手をついて寝始めました。

 「大船~ 大船です」と車掌のアナウンスが流れやぢまは席を立ちましたがヲッサンも隣のカップルも立ってた人も降りる様子はありませんでした。このあとの展開を自分だけが見られないことを名残惜しく思いながら発車する電車を見送り,タクシー乗り場へと向かいました。

 

 

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 ●今日(21日)はヤマハ藤沢センターでデモ演奏をやります。デモ演と言っても1時間のライブを普通にやる予定ですので結構楽しめるかと。お近くの方はぜひ。


 

備忘録<その32>

 ●大学の同期達が近々ほとんど合コンと呼んでいい状況の飲み会をやるらしい。非常に羨ましいのですがやぢまはその日所用があり参加する事能わざる也。くっそお。

 ●ETCを購入する予定。渋滞を避けたいというよりはむしろETC専用レーンに間違えて入っても通過できるようにするため。「今度は一般のレーンを間違えてスルーしちゃいそうですね」まったくだ。

 ●はい,これから私恥ずかしい事を言います。Suicaって便利そうですねえ。何かもう電車に乗るたびにですね,乗り継ぎの改札口でもたもたと2社の回数券を出し入れしているやぢまの横をですね,「ピッ」などとカードを押しあてて颯爽と歩き去っていく会社員や学生さん達。劣等感覚えまくりですよ私は。電車で渋谷に行くのは週に1回なのでやむを得ず割安な回数券を使っているのですけれども,回数券もああいうカード式にしてくれたらホント嬉しいなぁと思うのですよ。それも1枚で複数の鉄道会社を使えたりした日にゃもう家に帰って赤飯炊きますね。というわけで主にJR様と東急様の前向きな対応を待ち望んでおる次第であります。

 ●で,その渋谷にもやむを得ず車で行く事があるわけですよ。その時は決まって同じ駐車場を利用するのですが,何度も利用するうちに駐車場のヲッサンが私の顔を覚えてしまったらしく「アンタよく来るね」と声をかけてきまして。楽器を出しながら「ええ,そこのヤマハに行ってるんですけどね」と答えたら「ああ,ソレ習いに行ってんだ」だって。言うと思った(泣)。

 ●あぁそう言えば今年はサル年なんでしたね。では今さらですが新年の御挨拶。

 

 

 


今年もよろしくッス。


 

備忘録<その31>

 ●あと1点の累積でめでたく免停になってしまうやぢま君のサイトへようこそ。シートベルト非装着でも免停。無灯火でも免停。何てスリリングなカーライフ。

 ●仕事始めの日から何か体がダルい。いつ何時であろうと横になりさえすれば瞬時に昼寝できる自信あり。実際内職の合間に何度も昼寝しているわけなのだけれど毎回違う夢(それも結構な巨編)を見られるので何か楽しい。でも飛行機に乗る夢だけは勘弁。マジで勘弁。

 ●昨年末にVHS+DVDのデッキを購入し,やっと世間一般並みの装備が我が家にも揃った感じ。手始めに「リー・リトナー&フレンズVol.1」「Vol.2」という続き物(?)のDVDを買って見たのだけれどリトナー (gt.) もフィル・ペリー (vo.) もジョアン・ボスコ (vo. / gt.) もホント素晴らしい。でもなんと言っても圧巻なのは放し飼い状態のアンソニー・ジャクソン (bs.) 。アゴ外れるかと思った。

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