「Meditation」カテゴリーアーカイブ

ブログです。2001年9月から書き続けています。

備忘録<その68>

 ●「Links」を更新。
 ●「緑茶のど飴」(+д+)マズー
 ●ケータイのさ,端末自体に付いてる留守電の「20秒以内」とかホント使えないと思うわけよ。他の一生使わないような機能ゴチャゴチャと詰め込むくらいなら留守電1時間くらい喋らせてよ。嫌ですかそうですか。
 ●音楽のような理屈で説明の付かないものを教えるのは本当に難しいと思う。私自身昔は「気合いで覚えろ」みたいな精神主義・家元主義的な考えは素直に受け入れられなかったのだけれど,所詮楽譜に書かれている事は音楽全体から見るとほんの一部分のガイド的なものでしかなく,仮に楽器のレッスンでいうと内容の難易度が上がるに連れて「行間を読み取らねばならない」度合いも飛躍的に増えていくわけ。そうするともう言葉で説明するには限界があって,あとは自分(講師)のプレイを生徒に見て聴いてもらって微妙なニュアンスやフォームなどを五感全てで吸収してもらうしかない。見聞きしても判らないのなら感受性を研ぎすませる努力をしてほしいわけですよ。そういった事を乱暴に要約すると「気合いで覚えろ」のような言葉になってしまうんではないかと思う。
 ●あと岡崎朋美らヴ。


 

想像力全開でお願いします

 ●「Live Info.」に4件追加。

 よく街中でさ,一人で歩いているのに顔がニヤけていたり笑いをこらえていたりするような人がいるぢゃないですか。端から見るとアレって結構キモいと思うんですが,先日ワタクシも外を歩きながらついついそういう顔になってしまって非常に困りました。だって,だってさ,演説テープを早回ししながら走る選挙カーが通るなんて思わなかったんだもん。


 

引っ越ししたいもう一つの理由

 ●「Live Info.」に1件追加。

 やぢまがレッスンをしているヤマハ藤沢センターが先月リフォームされ「クローバー」なる綺麗なレッスンスタジオとなってリスタート。ロビーには大画面の液晶TVが設置されてて,改装後やぢまが初めて訪れた時は南極大陸に住むコウテイペンギンのドキュメント映像が流れていたのでとりあえずレッスンの合間に鑑賞したりして軽く号泣。ブリザード吹き荒れる極限の寒さの中オス鳥が何ヶ月も絶食をつづけながら抱卵してメスの帰りを待つというのは物の本で読んだ事はありますが,実際に映像で見せられた日にゃもう涙腺も緩みっぱなしッスよ。それにしても人間以外の生き物の生態というのはどうして斯くも神秘的で美しいのか。次にレッスンに来た時にはまた違う動物の映像を見られるのかな…と思ってたら次の週もその翌週も全く同じコウテイペンギンの映像が流れていてもう藤沢に行くたびにやぢま君号泣。今日リハーサルで行ったら初めて別の映像が流れていて,何かと思えばなんとイヌ特集。あまりの可愛さに今度は顔ニヤけっぱなし。し,柴犬飼いてええええええええええええええええ(違う意味で号泣)


 

怪物達に畏敬を込めて

 ●「Live Info.」に1件追加。

 皆そろそろ,アノ人に「ホリエモン」という呼称を使うの止めたらどうですかね。藤子・F・不二雄が生きてたら怒ると思うんですけど「ドラえもんは『人心はカネで買える』とか言わない」って。

 †

 ミュージシャンの中にも「怪物」と形容されるような圧倒的な力量の持ち主がいて,私自身も知り合いを捕まえてweb上などでそういう表現をした事があります。もちろんその人の卓越した実力,才能に純粋な敬意を表しての行為ではあるのですが,言われる本人からしてみると「あの人は怪物だ」とか「ああいう才能には勝てない」といった評価のされ方は実はある意味不本意なんではないかな,と近頃思い始めているのです。
 永く付き合ってみると判るのですが,実際やぢまがそう思っていた人達は実は例外なく陰で血のにじむような努力をし,道を求めんとするが故に自分自身との戦いに於いて常に業火の苦しみを味わっているわけです。単純に練習を積む事による技術の向上だけが演奏者としての求道とイコールではないのはもちろんですが,幅広い吸収力や新しい音楽の創造など,「才能の賜物」と片付けられそうな問題も実際は常に感受性を研ぎすませていたり他から受けた影響を独自のものに昇華させようとするなどの不断の努力によるものではないか,と考えるのです。
 「努力も才能のうち」という言い方はよく聞きますが,私は「才能も努力のうち」なのではないか,と思います。だから「天賦の才能」と世に謳われる人々は皆,実は「んな『才能』とかで片付けんなよ,こっちは毎日死ぬほど努力してんのに」と苦笑しているんではないでしょうか。圧倒的な技術も広大な守備範囲も,志の高さまでも全て努力次第という事になれば,演奏者・求道者たる者は言い訳をする逃げ道を全て断たれるという事になります。それって素晴らしい事だと思うんですが。


 

国産牛よりも旨いんだったらまだ判るけどねぇ。

 ●「Live Info.」に1件追加。

 はるばる海を越えてやって来たアメリカ産牛肉に「付けんな」という約束になってた背骨が堂々と丸ごと付いてて速攻で輸入再停止。人の命がかかってるだけに笑えないんだけどこんな傑作なブラックジョークは創作でもなかなかお目にかかれません。さらに向こうの農務次官のヲッサンが牛肉の代わりに日本にやって来て「BSEのリスクは自動車事故より低い」などと寝言をおほざきになったとか。あのねぇ,日常からクルマが消える不便さに比べたらアメリカ牛が食えない不便さなんてミジンコの屁みたいなもんでしょ。これだからアメリカンジョークの国の人は…という趣旨の文を書こうと思ってウラを取るためにネット検索をかけたら,国内のブログやら掲示板でも件のヲッサンと同じ発言をしている人が結構いる事に気づいて世の中がイヤになったので今日はもう寝ます。来週30日は超久々の「」ライブです。みんな来てね。