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AmaKhaで忘年会をば

 今年最後の(リアル)リーダーライブは12/28(木)のAmaKha年忘れライブです! 会場は六本木C*LAPS,ご予約はこちら

 スペシャルライブということでゲストに最強のファンキー・アルト,堤智恵子 (sax.) 女史をお呼びしてお送りします。当初,例年通りのクリスマスライブを想定して割と早い段階でブックを模索していたのですが,人気店ゆえ5人と会場の予定がいわゆるクリスマス時期に合わずAmaKhaとしては今回初めて「年忘れライブ」という冠をつけてみました。どんな選曲が相応しいのかしら…と思案していますが,三科女史的にはクリスマスソングをやる気満々っぽいです(笑)。今年最後のAmaKhaリアルライブ,ぜひ年忘れをご一緒しましょう!


昨年の同メンバーでのライブ。ハーモナイザーを駆使する三科女史にも注目

 

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 13日間にわたる激レア・スパニッシュ・コネクションのツアー2023第3陣が終わり,現在は私の機材車を吉見征樹 (tabla) さんに運転してもらって助手席でこれを書いています。私の機材車も走行距離が19万kmを超え,そろそろ代替わりを考えてもよい頃であり最近よく「次の機材車は何がいいかな〜」と楽しく妄想していたのですが,今回松山公演の日の駐車中に左後輪がパンクしてしまい,この車になってから初めてテンパータイヤに交換するという事案がありました。幸いにも正面からの釘踏みだったのでタイヤの修繕が効きましたが,これがもしテンパーのない車種で修繕もできない側面の破損だったらめちゃツアーに支障出たな…と思うと肝の冷える思いがしました。最近の車ではテンパーを搭載せずパンク修理キットのみの車種も多く,ことに積載性を重視されるミニバンではその傾向が強いので,今まで妄想していた「機材車代替わり候補」は一旦全部ご破算となり,テンパー搭載車種の中から改めて絞っていくという妄想を今日から始めることになりました(笑)。まぁそれはそれで結構楽しいものです。


テンパータイヤを必死で探すところを撮られる私

 


はたらくおぢさん(50)

 SNSや配信などでちらりとお伝えしてきましたが,先月26日から4日間「ディズニー・オン・クラシック」にクリス・シルバースタイン (bs.) さんのトラ(代打)で乗ってきました。今年4月に広響さんとの共演があったとはいえ,指揮者の棒に合わせる経験値が圧倒的に少ないことに加え「お金を払って観にきてくださるお客さんの前でアップライト・ベースを弾く」という人生初の試練が待ち受けており,しかも4回出なければならないリハのうち3回をコロナで欠席するという不運もあり個人的に大変なプレッシャーの中で臨んだお仕事でしたが,指揮者のリチャードさんはじめリズムセクションやスタッフの皆さんなど関係者全員に親切にしていただいたおかげでどうにか無事(無事?)役目を終えることができました。コンサートの内容はディズニーファンならずとも感動せずにはいられないものであり,ツアーもまだまだ続いておりますのでぜひ多くの方に観に行っていただきたいです。こんな斜に構えた人生を送ってきた私が言うんだから間違いないですよ。いやーディズニー恐るべしだわ。

エレベとチューナー,ヴォリュームペダル以外は全てクリスさんの機材

 それともう一つ。11/3(祝),AmaKha三科かをり女史が率いるKWRゴスペルクワイアの大ホールコンサートが久々に開催され,いつもは私が「音楽監督」という分掌に収まり譜面を書いて指示だけ出す役をやっていたのですが,今回は諸事情で演奏も兼任することになり(でも普通はそうか),がっつりアレンジされた(自分がやったのもあったけど)ゴスペル曲12曲の譜面を死ぬ思いで書いて弾き倒してきました。もちろんゴスペル自体はAmaKhaでしょっちゅう弾いてますけど,大ホールでマスクワイアと一緒にゴスペルを演奏したのって結構久しぶりかも。一時期はヤマハでもソウルバードでもアノインテッドでも弾いていたこの私が(笑)。いやー大変だったけど楽しかった。
 なおこのコンサートではいつも配信で遠隔ミキシングという離れ技を披露してくださっている橋本敏邦さんに初めて現地オペをお願いすることができました。私ね,今回やっと初めて橋本さんの凄さが判った気がするよ。2020年に知り合って以来配信ごとに驚かされっぱなしでここまで来ましたが,いやー3年目にこんな嬉しい驚愕が待ち受けていようとはね。とにかく「音が良かった!」「クワイアがめちゃくちゃ聞こえた!」という反応をたくさん聞きました。

新DI「R.D.I./VDi」初使用。
岩瀬立飛 (drs.) さんと西直樹 (pn.) さんの演奏はまさに異次元でした。

 

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 さて今月,この後も来ていただきたいライブが色々あります。「Schedule」のページに行けばもちろん網羅されていますが,フライヤーのあるものはせっかくですからここにも掲示しようと思います。

 11/9(木)は岡本健太 (drs.) 君トリオの第3回目のライブ。今回は会場を池袋に移してのライブとなります。最近のめっちゃ難しいラテンジャズに加え,3人のオリジナル曲も演奏します。全員がオリジナルを持ち寄るのは今回が初! だんだんバンドらしくなってきました。
 ご予約はこちら! お薦め。

 11/12(日)からは8日間にわたって激レア・スパニッシュ・コネクションのツアー第2陣があります。今回は横浜・浜松・岐阜・福井・金沢・長野あたりを回るルート。6月にリリースした新譜ももちろん販売します! 私のユニットのCDも並ぶかと。

 そしてAmaKhaのリアルライブは11/23(祝)に行われます。大船でのライブは年1ペースなので湘南近辺の方はこの機会に是非。ご予約はこちらから!


超暇と思っていたはずが

 や,やっと更新できた…

 前回の更新は3ヶ月前の7月5日。「ゐそがしゐ」のタイトル通り7月はホントに忙しくて,その代わり翌8月はガラガラになる予定でレッスンとかカウントしなければ何と20日近く休みがあるというニートっぷりを発揮する予定でした(笑)。なので8月にここを更新できないはずはなかったのですが,あまりに空き時間があるのももったいないので配信を増やしたりABC用に2曲もアレンジしたりeBASS塾の収録を入れたり後々頼まれそうな譜面書きの資料を先に貰ってたりしたら途端にタスクが増えてしまい,結果的には何か普段より若干忙しめの8月を送ってしまいました。も,もう少しくらい夏休み感があってもよ,良かったんだけどな僕。

 そして9月の上旬,大きなお仕事のリハがたくさんありますよ…というタイミングで初めてコロナに罹ってしまい,ライブを1本とリハを3本飛ばし関係各位に多大なご迷惑をおかけすることになってしまいました。皆様,その節は大変申し訳ありませんでした。またライブ前日にピンチヒッターを引き受けてくださった田中晋吾 (bs.) さんには本当に感謝しています。ありがとうございました。

 コロナ禍となって以降3年間,仕事柄多くの方々と接触していながら全く感染する気配がなかったもんでやや気が緩んでいた反面,「もし罹ってしまったら自分もあちこちに迷惑かけて針の筵になってしまうんだろうなぁ」という淡い恐怖も常に感じていました。それが見事に現実になってしまったのと,思ったより症状がキツかったため5日間でごっそり体力を奪われてしまいそれなりに凹んでしまった9月でした。それだけに心配するメールが仕事仲間から送られてきたときには大層嬉しかったです。10月に入ったあたりでようやく体力も回復し,今は元通り元気にやっています。

 

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 さて10月は旅仕事が4件入っており,うち天草・北上でのお仕事がそれぞれ無事終わり現在は北上から帰京する新幹線の中でこれを書いています。東北新幹線って車内では水1本手に入らないのね。驚き。

 ここから先は年末までは色々忙しく,1月からは打って変わって暇…というコロナ禍以前と同じ懐かしいパターンになりそうです。トピック的にはなんと言っても1年5ヶ月ぶりにBOOT FUNK!のライブが決まったことをお知らせしたいです! 日程は11/1(水),ご予約はこちらから!

 前回のライブは昨年6月だったのですが,その後9月にAmaKhaの新譜が出たこともあってしばらくはAmaKhaライブのブックと「新譜出ましたよ」アピールに奔走していました。そのリリースからも1年が過ぎ,販売も落ち着いたところでやっとBOOT FUNK!の方も再開できる余裕が生まれた,というわけです。横浜・馬車道のパラダイスカフェさんは今年4月に一旦閉業されるとお聞きしており残念に思っていたのですが,なんと9月から早くも新体制で再オープンされたとのことで大変嬉しく思っています。新生パラダイス・カフェで久々にお送りするBOOT FUNK! ライブ,どうぞお見逃しなく!

 その他色々フライヤー等ありますので,次回更新時にでもまたご紹介します。Scheduleのページは11月あたりのライブまで網羅していますので,そちらも是非ご覧ください!

 


ゐそがしゐ

 …あれ。いつの間にか7月んなってんじゃん。今年6月ってあったかしら…?

 

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 …めっちゃありました6月。ライブも月に19本もあると逆にあっという間に感じてしまうものです。
 特に後半あたりは平松加奈 (vln.) さん・吉見征樹 (tabla) さんとのバンド「激レア・スパニッシュ・コネクション」のレコ発ツアー第1陣があり,北関東〜東北方面を11日間OFF日なしで回ってきました。うち2日間は柴田泰孝 (canzone) さんとのコラボレーションでして個人的に色々チャレンジングでもありましたがめちゃ楽しかったです。
 で,ツアー中の空き時間に色々事務も進められればな…と思っていたのですが,毎日同じことやっている割にはツアーって意外とないんですよね空き時間。連泊の時は昼間にドカンと時間できたりもするんですが,昼寝したりして体力温存しないと無休の11日間をなかなか乗り越えられないですし。今回もまぁ,配信のサムネを作ったりとかAmaKhaのサイトを更新したりとか,そのくらいしかできなくて帰京後の宿題をずいぶん残してしまいました。で今その皺寄せを少しずつ解消している最中です。丸一日ゆっくり休める日はなかなか訪れないもんです。

 ツアーで販売したCD「Cocktail」は「激レア〜」名義としては初めてのアルバムとなります。今回は前身バンド「スパニッシュ・コネクション」の創始者である故・伊藤芳輝 (gt.) さんの楽曲を中心に収録しました。基本的に手売りのみでありAmazonなどでの流通はありませんが,海沼さんのレーベルから通販で買うことはできますので遠方の皆様にぜひご利用いただければと思います!

 

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 そして7月はAmaKhaが配信とライブの二本立てとなっております。殊にライブの方は10年ぶりにお呼びたてするゲストが来てくれるので必聴です。


ご予約はこちらから!

 今回のトピックは何と言ってもAmaKha的には10年ぶりの共演となる山崎ふみこ (vib.) 女史のゲスト参戦です。個人的には女史と知り合ったのは震災直後の2011年6月でして,私の周辺には「演奏は素晴らしいんだけどちょっとオカシナ人」というタイプのプレイヤーが多いのですが,女史に対する私の第一印象は「演奏が超素晴らしくて相当オカシナ人」というものでした(笑)。でその翌年,三科女史が「何かヴィブラフォンの人とかいないかしら。AmaKhaのライブに呼びたい」と言い出し,「それならうってつけの人が」ということで横浜Hey-Joeでのライブにゲストでお呼びしたのがAmaKhaと山崎女史の初邂逅でした。2013年にも銀座Swingで一度ゲスト出演をお願いし,女史はAmaKhaを(というより,三科女史のヴォーカルを)大層気に入ってくれたようで,以降お仕事で散発的に会うたびに「かをりちゃん元気?」「またAmaKha呼んで!」と言ってくれていたのですが,最近私と山崎女史の共演機会が増え「呼んで」「呼べ」と言われる回数も増えてきたので,今回六本木C*LAPSという広い会場にAmaKhaで初出演するにあたってまたとない機会と考え10年ぶりにオファーが実現したというわけです。

 どんな楽器のプレイヤーさんにも,どちらかと言えば数値化(楽譜化?)しやすい「技術的な評価軸」というのはついて回ると思うのですが,逆に全く数値化/楽譜化/詳細な言語化ができない「音ヂカラ」「音の凄み」「迫力」といった観念において,山崎女史はこのフィールドのこの楽器奏者において頭抜けていると私は思っています。一方でおそらく誰が聞いても頭に「?」マークが20個くらい灯るであろう謎のMCは,きっとライブに来てくださった方々に「天才とはこうしたものか」という妙な納得をお持ち帰りいただけること請け合いです(笑)。もちろんこの日の天才は山崎女史だけではなく西直樹 (pn.) ・岩瀬立飛 (drs.) ・三科かをり (vo.) という3怪獣の揃い踏みもありますのでライブの内容は驚天動地としか言いようのないものになるでしょう。7/15(土)19時開演,万難を排して聴きに来ていただきたいです。

 そして配信の方は7/9(日)16:00開演となっており,2ヶ月ぶりに佐久間優子 (pn.) 女史と橋本敏邦 (remote PA) さんがサポートしてくださいます。「三科かをりバースデー配信」的なことを謳っていますが,ライブとかでありがちな「サプライズでケーキ出てくる」的な演出は遠隔同時演奏の性質上多分ない予定です(笑)。選曲も特に三科女史は噛んでおらず(←なんか今海外にいるので)私が選びましたが,AmaKhaにとって節目となった曲を中心にお届けする予定であります。例によってご視聴は月額¥1,000(税込)のサブスク制,お申し込みはこちらからどうぞ(ご解約はいつでも可能です)!

 

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 7月は少し暇,8月は相当暇になる予定です。久々に何か単発の配信でも企画しようかな。eBASS塾の収録も再開しなくては。

 


桁が繰り上がりまして

 広島での広響さんとの共演(いやー勉強になりました)と急遽トラ的に参加したライブ,AmaKhaリアルライブと配信2days,色々と舞い込んでいた宅録案件などが一段落し少し一息ついているベースおぢさん(50)です。この前後,予習・リハ・ゲネ・本番など想像以上の演奏量だったらしく,滅多にできないマメが指にできたり左腕が筋肉痛になったりするなどそれなりの負荷が体に現れましたが,どのお仕事も音楽的に充実したやりがいのある演奏でした。

 4/28,広島でベーシストさんとドラマーさんが急遽出られなくなったライブにセッション的に参加。楽しかった!
 翌4/29,広島交響楽団さん+水樹奈々 (vo.) さんのコンサートでサポート演奏。つづらのあつし (sax.) さんとリズムセクションの先輩方にはめっちゃお世話になりました。
 5/5はAmaKhaリアルライブ。日吉Wonder-Wall Yokohamaさんへの出演はなんと5年ぶり。リズムセクション佐久間優子 (pn.) さん,岩瀬立飛 (drs.) さん,そして観に来てくださった真衣子 (vln.) さんと一緒に記念撮影。超大物ギタリストさんも観に来てくださっていました。

 その翌日5/6はAmaKha Broadcasting! vol.27。ネットやSNSで実名のミュージシャンを匿名で中傷するのは良くないよ,と私が熱弁しているところ(笑)。サブスクに加入していただければアーカイブを6/30までご覧いただけます。

 

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 さて今月後半はライブはそうたくさん入っていませんが、いくつかフライヤーをもらっているものがありますのでそれらを順にご紹介。

 ●5/18(木)はカルロス菅野 (perc./vo.) さんのユニット「Sings&Plays」。六本木C*LAPSさんでは2回目の出演です。スマートにラテンアレンジされたAORの名曲たちをラテンガチ勢の強力なメンバーと共にお送りします。ご予約はこちらから。お薦め!

 ●5/20(土)は西新井カフェクレールにて堤智恵子 (sax.) 女史のスペシャルカルテット。実質的には堤・山崎 (vib.) 両女史の双頭ユニットというべきか。佐久間優子 (pn.) 女史を含めた天才ぶっとび系3才媛に私が翻弄され右往左往して一日が終わるというライブ。アホっぽいフライヤーと裏腹に音楽的にはマニアックかつ濃密で大変面白いです。完全ご予約制(03-3880-6645)。

 ●5/27(土)は六本木・バードランドにてProject QuOのライブ。バードランドさんには2002年頃、赤坂に移転する前の旧六本木店舗のころから折々に出演させていただいておりましたが、2008年に故・横山達治 (perc.) さんのユニットで出演してからはご縁がなく、今回個人的には15年ぶりの出演となります。ご予約はこちら
 ●5/29(月)は池袋Absolute Blueにて「Jeff Beck Meeting」。3月に続く2回目。いいのんか私で(笑)。ドラムの横田誓哉さんとは初めましてで楽しみ。前回ほぼ満席だったので、ご予約はお早目のほうがいいかもです。こちら

 ●6/1(木)は六本木・キーストンクラブにて「Kenta Okamoto The Trio」。ここ数年大変よくご一緒している、若手きっての実力派ドラマー岡本健太君が「ラテンジャズを極めるトリオをやりたい」とまで言い切って結成したピアノトリオ。いいのんか私で・その2(笑)。こちらもピアノの畠山啓さんとは初めまして。最近「若手ミュージシャンと初共演」的なブックが増えておぢさん嬉しいです。ご予約はこちら。お薦め!

 ●そして次回のAmaKha Broadcasting!は6/4(日)お昼12:00より、久しぶりに奥山勝 (pn.) さんをサポートにお迎えしてお送りします! 例によってご視聴は月額\1,000(税込、いつでも解約できます)のサブスク制、お申込みはこちらから!

 他にも堤智恵子 (sax.) 女史の配信やライブ、激レア・スパニッシュ・コネクションのツアーなどいろいろ入ってきておりますので、Scheduleのページでご確認いただければと思います。いやー、やっとライブもだいぶ「戻ってきた感」出てきましたねぇ。嬉しいです。