6月11日。南青山Body&SoulでのTommy Campbell Vocal Eyes Session Bandのライブを,著名なベーシストGerald Veasley氏が見に来られ1曲飛び入りで弾いていってくれました。氏の演奏を見られた上に楽器まで弾かせてもらいメチャクチャ得した気分に(写真撮ってもらえば良かったー!)。氏も私のRoscoeとVeilletteを弾いていってくれました。「Roscoeはいいよねー(意訳)」とのこと。嬉しいナァ。
6弦ベースといえども難しいコードはギターほど簡単には押さえられないのですが,Veasley氏は「Stella By Starlight」でオルタードテンションの入ったコードをバンバン押さえながらルバートソロ弾いてたのでぶったまげました。自分もああいうの練習してみようと早速思いましたが,私のちっちゃな手でどこまで変態コードが押さえられるか微妙なところでもあります。氏のベースはご自身のシグネイチャー・モデルで, 「とにかくブリブリ! Mid命!」的な他のIbanezの6弦とはひと味違い,艶のある美しい高音とクリアな低音が非常に印象的でした。いやーバルトリーニPUとアギュラープリの組み合わせもいいもんですねー。弦間の狭い6弦ベースが好きな方にはかなりおすすめな1本です。
終演後の帰り道,どうしてもお腹がすいてしまい行きずりの松屋の前に路駐し入店(最近ファストフードの話ばっかだな)。深夜2時にも拘らず店内は10人近い客が入っており,うち5~6人の若者達は仲間同士である模様。「店長が」「シフトが」という言葉が会話の端々に聞こえるところをみるとバイト仲間なのであろう。何もこんな松屋のカウンターで熱く語らんでも…と一瞬思ったものの,よく考えたら自分も深夜のバイトをやっていた頃は朝7時に退勤した後みんなですき家に行って「社員が」「シフトが」などとやっていたのだった。夜通し体を動かした後,寒い朝に食べる牛丼は旨かったなぁ…と懐かしく思い出した次第。
しかし考えてみればそのバイト辞めてからまだ10年しか経ってないんだなぁ。しかも今から思えば凄ぇ使えないバイトだったなぁオレ。今もし当時の自分に触れる事ができるんだったら超深い穴を掘って地中深く埋めてしまいたい(笑)