何週間もほったらかしになってしまっていて大変申し訳ありません。1月下旬くらいから気管支炎のような咳が出るようになり,「まぁ気管支炎くらい」と 思って放っておいたら2月になって結構な高熱を出してしまい慌てて病院に行ったら「マイコプラズマ肺炎かな」などと物騒なことを言われてしまいました。現 在は快方に向かっていますがおかげでAmaKhaのアレンジなどが全く進んでおらず非常に困っております。メンバーのみんな,本当にゴメン。いいアレンジ書くから赦せ。
年始にあたって(遅)
先日,私が最も尊敬していて昔から大変お世話になっているピアニストのご自宅に打ち合わせに行った。お会いするのも1年ぶりだったので打ち合わせのあと仕事やプライベートの相談にいろいろと乗って頂き,自分の煩悶をかなり解消することが出来たので本当に有り難く思った。
思えばミュージシャン同士でゆっくり呑み交わすことなんて旅仕事の時くらいしかないし,よしんばそういう時でも誰にでも何でも話せるという訳でもない。さすがに「宴」の二人とは何でも忌憚なく話せるけれど,こちらから彼らの私生活を詮索するようなことはもちろんないので,私はあの二人の日常について意外なほど何も知らないのだ。
ミュージシャンにも色々なタイプの仕事人がいるので誰でも相談相手になりうる訳ではないのだろうけど,自分とスタイルの近い仕事仲間はやはり自分にとって大事な存在なのだと思う。私たちの仕事は生活スタイルやメンタリティーも独特なので,きっとそういう仲間は仕事面だけでなくプライベートな問題を相談する上でも大切な存在に違いないのだ。もちろん必ずしも「同じ職種の人間以外は相談相手たり得ない」とは言えないけれども,例えば「フリーランスである」 「モノを創ること・技術を売ることが生業である」「人前でする仕事である」そして何と言っても音楽という「形(媒体という意味ではなく)のないものを創っている」…等といった属性を理解してくれるような,あるいは理解できなくてもそれらがどういった苦しみ・楽しみなのか想像を巡らせ てくれるような相手でないとなかなか話し合っても気持ちが通じ合うのは難しいのだろうなと思う。
「宴」に限らずミュージシャン仲間にはそれほど相談事を持ちかけない自分だったけれども,ここ最近はそんなこともあり仕事仲間のありがたみを身に沁みて判った年始だった。毎年,年が明けたくらいではさしたる感慨も持たなかったけれど,今年は何か仕事と私生活の両方に新たな気持ちで向き合えそうな気がする新鮮な年明けだったように思う。私はどちらかと言うと人見知りな方なので誰にでもすぐに心を開くようなことは出来ないけれど,仕事仲間で本当に「仲間」と思える人物は大事にしなきゃ…などと改心(笑)した2011年初頭だった。
感謝
「三科かをり・箭島裕治 Two-Headed Funk!」ご来場本当に有難うございました! 昨日は遠方から来てくださった方が多くお客さん全員とご挨拶できなかったのが誠に申し訳なかったのです が,客席が近くて皆さんのお顔もこちらからとてもよく見えました。そしてなんと言っても,最高のメンバーと大好きなファンク/ゴスペルチューンを思い切り演奏出来る快感! 実はピアノの森丘君は私以外の二人とはこの日初対面だったのですが,リハを終えた段階で「これは3月のAmaKhaも最高のライブになるに違いない」と確信する事が出来ました。 また昨日はインナーウッド木内さんの企画だった事もありベース好きの知り合いの方も何人かいらしていましたが、そういう方々が「三科さんの声に圧倒されました」と口々に言って下さったのも良かったです。女史は今や高橋ゲタ夫さんや鳴瀬喜博さんと共演する実力であり私なんぞより有名になりつつありますが,今後も今回のような小編成のラ イブをAmaKhaと並行して組むことで女史の歌声をもっとたくさんの方々に聴いてほしいと思っています。
個人的に,「ベーシストとしての快感度」で言ったらここ10年で最高のライブだったかも知れません。お客さんも盛り上げてくださり,本当に幸せなひとときでした。
さて,いよいよ今日11日は六本木STB139で1年ぶりのISSEI NORO INSPIRITSのライブです! 今回はレコーディングの割とすぐあとのライブなので仕込み期間が短く17曲の暗譜がやや不安ですが(笑),この強豪バンドの久しぶりのライブを思いっきり楽しみたいです。チケットは完売だそうですので会場に来られる皆さん,一緒に盛り上がりましょう!
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すみません,新年のご挨拶はまた次回に持ち越しです(笑)
新年のご挨拶は次回の更新にて
去年11月の秋頃からトップページに現れたバナーに何となく気づいた方も多いのではないかと思いますが,あれほど「やらないやらない」と言ってい たTwitterを遂に始めてしまいました。人にもよるのかもしれませんが私にとってはmixiほどの中毒度は無いようのでしばらくは健康に続けていけそうな気がします(中毒度がないせいで1ツィートもしない日も結構ありますが)。私はこの「Meditation」ではベースの話はあまりしないので(一般の人にはあまり面白くないと思うので),Twitterの方は逆にベース関連の話をメインにしようかな,という方向で始めておりますがいずれ内容を特化するのも億劫になってくるはずなので遠からずここ「Meditation」とそう違わない内容になってくるはずです。ですので「ベース自体は別に興味ないし」という方々にも迂回せず是非お越しいただきたいと願っている次第であります。→![]()
さて,先ほどツィートしたばかりですが本日(1/9)東中野Music Shed YESにて下記フライヤーのようなセッションを行います。ヴォーカル三科かをり女史とライブで共演するのは10月28日以来という久しぶり度ですが,女史とは新ユニット「AmaKha」の準備を分業しており音楽的なコンセンサスも非常に強固ですので,今回は単なるセッションを超えたコンセプチュアルなライブが出来るものと確信しております。ドラマーもピアニストも私が今一番信頼しているミュージシャン達です! インナーウッド木内さん率いる対バン「K2-Unit the Chameleon Band」共々,ぜひ東中野まで聴きに来て頂ければと思います!

備忘録<その85>
●今年最後の更新はまずお詫びで始まります。「Live Info.」のページ,2/27の「宴」のライブの開場開演時刻が変更になりましたのでお知らせしておきます(日曜日なのでそれぞれ30分早い設定に)。
●そして前回の更新で仮紹介(?)した新ユニット「AmaKha(アマーカ)」のサイト,ようやく正式発足しました。まだまだコンテンツも少ないですが,カメラマンももよさん(「宴」の3rdアルバム「Tappy」のジャケ写を担当してくださった方)に撮って頂いたアー写 が素敵(被写体が本物以上に 笑)なので是非覗きに来て頂きたいです。もちろん3/20のライブはやぢま史上最も力の入るライブになる予定!(アレンジャーが私一人なので力を入れざるを得ず)
●そして「ミニAmaKha」「プレAmaKha」的なファンキーセッション,1/9の「Two-headed Funk!」のお知らせで今年を締めたいと思います。「ミニ」と言ってもこのメンバー,鬼グルーヴなのは間違いないです。お店にお電話いただければご予約も出来ますよ! それでは皆様,どうか良いお年を。
