次に会った時(4回目)に天野清継さんが私の顔を覚えていてくれてるかどうか心配

 「ホワイト急便スペシャル・柏木広樹榊原大ヒーリングコンサート」から戻って参りました。人生初の熊本は大変おいしく(←そっちが先か)楽しい旅でしたが,飛行機嫌いの私にとって最も緊張したイベントは行き帰りの行程だったわけでして,いやホントもう何と言いますかエアバス320ボーイング767も揺れてんぢゃねえよマジでコラ。旅の前日に友人が「明日もあさっても晴れだから大丈夫(何が)だよ」って言ってくれてたんだけど晴れてても揺れるときは揺れるんだって事を34歳で初めて知りました。まぁ行き帰りで緊張したおかげで演奏はリラックスして楽しめたように思います。
 それにしても2回目の共演だった榊原さんの美しい曲とソロの熱演にはホントに心打たれました。あと柏木広樹さんの「老馬の話でしんみりさせておいて馬刺の話でオトす」という高度なMCにも心打たれました。どこかで読んだ柏木さんのプロファイルで「軽妙なトークを交えたコンサートは人気が高く…」というのがありましたが,まったく軽妙すぎるにも程があります(笑)

 滞在時間は24時間程度でありあちこちを観光するなどは望むべくもありませんでしたが,柏木さんお勧めの居酒屋での打ち上げで食べた馬刺はどうにも箸が止まりませんでした。いずれプライベートでのんびり熊本を訪れたいです。
 陸路で。

 ●「Live Info.」に6件追加。


 

失恋A・大失恋B

 【失恋A】※身分違いの叶わぬ恋

 ワタクシが生まれた1970年代はスーパーカー・ブームのど真ん中でして子供の目からも憧れのクルマと言えばやはりランボルギーニ・カウンタックやフェラーリBB512だった訳です。でもやぢまは奈良の田舎に住んでいたのでカウンタックのラジコンは持っていても実車を肉眼で観測する機会など全くと言っていいほどありませんでした。
 幸いにも現在のワタクシは都内での仕事が多く,都心をクルマで流していればフェラーリを見かける事などそう珍しくもありませんし,運がいいとランボルギーニ・ディアブロなんかを目撃する事もあります(個人的にランボ大好き)。もちろん購入を検討できるような車種ではありませんが今でも街中でこれらのスーパーカーを見かけるとぞくぞくしちゃうんですよね。宝くじ当たったら…みたいな(笑)
 ところが先日,年末ジャンボで1等ブチ当てても購入できないような超々スーパーカーと目黒通りですれ違ってしまったのでした。その名もブガッティ・ヴェイロン16.4。「16.4」の「16」はエンジンが16気筒である事を意味する訳でして(ランボやフェラーリは最高機種でも12気筒でっせ)これだけでも充分すぎるほどスーパーですが,その後の「.4」はそのエンジンに4基のターボチャージャーが装備されている事の証なんだそうです。こっちもクルマで走ってたのでちらりとしか見られませんでしたが,そのクルマは今まで見た事のないようなオーラを放っておりサイドミラーに写った後ろ姿は夢にも叶う夢と叶わぬ夢があるという事を語りかけてくるようでした(泣)
 ちなみにクルマの加速力とは例えば0→100km/hが3秒台であれば文句なしのスーパーカーと言えるでしょうがヴェイロン16.4はなんと2.5秒で100km/hに達するそうです。お値段は税込で2億円より100万円安い199,000,000円。最高速度は500系のぞみをはるかに上回る407km/hだそうですが,何とこのクルマ最高速で走り続けると100リッターのガソリンが12分でなくなるらしいので東京から大阪まで出向く際には新幹線に乗った方が良さそうです(それ以前に免許証が何枚あっても足りない気が)。

 †

 【失恋B】※こっちの失恋の方がショック甚大

 先日,渋谷でとあるライブに出演した日の話。リハーサルが終わり,開演時刻まで2時間も空きができたので一人渋谷の街を散歩。その時に「そうだ,楽器屋巡りでもしよう」と思ったのが運の尽き。いや,例え楽器屋に足を踏み入れてもウインドウ・ショッピングに徹し試奏などしなければ良かったんだけど,最初に入った楽器店でふと目に入った某E社の6弦ベースを勧められるままに弾いてしまったのが間違いだった。

…完璧だ。完璧すぎる。

 サウンドの質感,キャラクターの幅広さ,スラップ音の気持ち良さ,楽器自体の軽さ,35インチの弦長,どれをとっても自分が「もう一本仕事に必要」と思っていた楽器そのもの。価格は50万円台と決して安いとは言えないがフォデラやケンスミスの6弦に比べれば断然安いしヴェイロン16.4とは比べるべくも無い(比べてどうする)。とは言え現在やぢまは某V社の6弦エレアコベースをオーダー中であり今すぐ買うには財政がきつい。いっそヤマハを1本手放してでも今買っちまうか。ってかそれってライブで弾くために持ってきた楽器をそのまま下取りに出して買ったばかりの楽器で本番を迎えるってことぢゃん。そんな冒険できんのか。できる。いやできない。…などと逡巡しつつ結局楽器を元通りにしてライブハウスに帰ってきてしまったのだけど,本番を待つ間も本番始まってからも(共演者すまぬ 笑)頭の中は試奏した6弦の事でいっぱい。帰って飯喰って歯磨いてフトンの中に入ってからも試奏した感触が蘇ってきてなかなか寝付けない。寝不足の夜を2回過ごした後の休日,意を決して下取り用の楽器を1本携え当の楽器屋を遂に訪れるワタクシ。

売  却  済

 こうして私の春はあえなく終焉を迎えてしまったのだけど,あんまり悔しいので結局同じスペックの楽器をオーダーしちまったよ。やっぱりアレね,尊敬するピアニスト氏も「本当にいいものを見つけてもカネの事で逡巡するのは学生の発想だ」って言ってたけど,プロは仕事に本当に必要なものを見つけたときは迷わずGOしないとダメね。さてと,グリーンジャンボっていつ発売だっけ。<働けよ

 ●「Live Info.」に3件追加。
 ●「Works」を更新。


 

雪の日は朝からリハーサルでしたよずるずるずるずる

 何か去年の秋くらいから私のメインのメールアドレスである@applet.jpにメールをくれた人から「戻ってきやがったぜベイベ」という苦情をたくさん受けているのです。それらのメールはこちらには届いておらず原因もよく判らないので,もしその戻ってきたメールをお持ちの方がいましたらお手数ですがyujiyajima@yahoo.co.jpまで転送して頂けませぬでしょうか。またワタクシにこれからメールを送らんとする方々もお手数ですが当面はyujiyajima@yahoo.co.jp宛にお願い致します。すみませんねえ。

 †

 4年くらい前の春だったか,ピアノの林君のお母さんに「オレ全然風邪ひかないんですよ」っていう話をしたとたんに大風邪をひいてしまったんだけど,今年はパーカッションの横山達治さんに同様の話をしたらやっぱり風邪を引いてしまった。滅多に風邪を引かないのはホントの話なんだけどこうやって1年に1度くらいはひいておかないと逆に人間として正しくない気がするよね。というわけで今年も風邪をひけて良かった良かったずるずるずるずるずる<鼻水

 †

 ●「Live Info.」に5件追加。


 

昔ここに書いた事も原稿にしちゃったテヘ☆

 ●「Live Info.」に2件追加。

 †

 こんなあばら屋に住んでるのは一体どこのどいつなんだと思うでしょう。これ,オレん家です。それもまだ築2年です。誰がこんなひどい事をするのかはもう説明もいらないですよね。しかし人間もしたたかなもので最近は猫が遊んでも破れない障子紙などが売られているそうです。日本,平和過ぎ。

 †

 去年はJ&O(原順子さん+叶央介さん)野呂一生さん(←おお! 何とカシオペアのサイトで私のベースが流れているという栄誉)という2大アーティストのお仕事に参加させて頂く事ができとても幸せな一年でした。しかもそれぞれのレコーディングとライブの両方に参戦を許されたのですが,やっぱりねー,いままで数えきれないくらいの公演を重ねておられる方々はライブのときの余裕が違うんですよね。今年も野呂さんのライブは3月,J&Oはツアー(何とバックが「」。笑)が4月にありますので是非足をお運び頂きたいと思います(詳細はLive Info.にて)。双方ともクォリティ高いですよー。

 それともう一つ。去年は私にとってドラマー天国だったというか,たくさんの超素晴らしい大先輩ドラマー/パーカッショニストの方々に「初めまして」する事が出来ました。ゴスペルコンサートでご一緒させて頂いた菅沼孝三さん,野呂さんのレコーディングでご一緒した神保彰さん,高山の某コンサートのリハーサルで運命的な(笑)出会いをした横山達治さん,達治さんのセッションで知り合いになったトミー・キャンベルさん,キヤノンのイベントで共演させて頂いた則竹裕之さん。同年輩でも亀井孝太郎君,橋本学君というナイスなドラマーと巡り会う事が出来ました。これからも皆さんと末永くお付き合いしたいです。

 教則本の方はつい2日ほど前にようやく書き上がり後は校正を残すのみ。春頃には発売されるんぢゃないかという展望であります。そうそう頂ける仕事でもないですし何よりも自分自身が大変勉強になりましたが,ちょっと疲れちゃったので今年は何者にも振り回されないマイペースな1年にさせて頂きますよ。毎日家でのんびりとベースの練習したいしね。


「そ う は さ せ る か」


 

締切を延ばしてもらい首の皮一枚で繋がっています(本文とは無関係)

 ●「Live Info.」に4件追加,1件変更(2/22の出演先が変わりました)。

 †

 12/7のイベントの様子がキヤノンさんのwebでも公開されました。上の写真はリハーサルが終わったあとのステージ写真であり一人セットアップに追われる扇谷君だけが写っています(笑)。扇谷君ほぼ二人分のパートの同時演奏本当にお疲れ様でした。3月のライブも楽しみましょうネ。