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何度言っても言い足りない『ありがとうございました』

 「やぢまゆうぢBoot Camp! Vol.15」ご来場誠にありがとうございました。平日ど真ん中にも関わらずたくさんの方に見に来ていただきテンション上がりっ放しでした。また私の知り合いだけでなくメンバーそれぞれのファンの方が来てくださっていたのも嬉しい限りでした。今回は1曲だけ華ちゃんにヴォーカルを披露していただきましたが,堤さんが「歌ものもっとやりたいよ~」と言ってくれたので次回また同じメンバーでジャズ関係や華ちゃんのオリジナルもたくさんやってみたいです。
 それにしても3ヶ月の間に3回リーダーセッションを入れるというのは今までの自分では考えられなかったペースです。一昨年くらいまでは「自分のセッションは半年に一度くらいあればいいかな~」と思っていたのですが,去年堤さんとの共演の機会が増えてから急にリーダーセッションへの希求が自分の中で高まっ てきました。さすがにひと月に2度やったのは分不相応だったかもしれませんが(笑),今後は3ヶ月に1度くらいのペースにしつつ毎回楽しい音楽をお届けできるよう常に考えていきたいと思います。


***Meditationは休業中です***

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或る日の長文日記

 ●「Live Info.」に8件追加。

 某月某日。所用があって午前中からスタジオジャイヴに行かなければならない日。ここんところ朝10:30頃に起きる普通にミュージシャンっぽい生活サイクルになっていたため7時起床のハードルはかなり高く,二度寝の末大慌てで8時半に自宅を出発。幸い道が空いておりかなり早めにスタジオに着いたので車を停め機材を降ろしたあと朝食を調達しに近所のコンビニへ。歩きながら「あれ何か歩きにくいな,左右の足の長さが違うような」と思い足元を見ると

左 右 違 う 靴 を 履 い て い る 訳 で す が

 …しねえ。普通しねえよダンナ。いや万一やらかしたとしてもですね,玄関を出て2,3歩歩いたら気づくでしょ普通。家を出て車に乗って小一時間運転して目的地に着いてから気づくバカがどこの世界に居ますか(ここに居る訳ですが)。まぁ不幸中の幸いだったのが左右とも黒の革靴という点では共通しており多分自分から告白しなければそうそう気づかれない状況ではあったのだけど,野呂さんはじめ関係諸氏が到着するとこのバカバカしさを周囲に伝えずにはいられなくなってしまい,ついつい「ちょっと今日のオレの靴見て下さいよ」と余計なカミングアウトをしてしまう私。首尾よく(?)ひとしきり笑われたあとマネージャーの井上さんから「いったい玄関どうなってるんですか」という至極真っ当なツッコミが。「いやぁウチ猫が2匹も居るもんで」という返答は苦しい言い訳に聞こえたかもしれないけれど,実際ウチの玄関は直線の廊下と直結しているので猫が廊下を全速力で走って来て綺麗に靴が並べてある土間にヘッドスライディングなんて事は日常茶飯事なのです。互い違いの靴もきっとそのせいだ。そのせいだと思いたい。


スタジオジャイヴ駐車場にはツバメの巣が

 さて内輪のスタジオ仕事だけで一日が終わるのなら靴もこのままでも良かったんだけど,具合の悪い事にこの日は夕方から別の場所でライブの仕事が入っており,このまま何の対処もしなければ靴が微妙にちぐはぐなまま人前でベースを弾くという恥ずかしい罰ゲームが待っている訳。でも大抵ベーシストは立ち位置がフロントの後ろだし,靴の違いも遠目には判らないような差異なので「今度は靴の事は黙っていて,もし誰も気がつかなかったらそのまま演奏を強行してみよう」という無謀なプランを立ててみることに。ところが,現地集合を命じた目ざとい私のボーヤが「靴…」などと即座に気づきやがったので強行プランも即終了。リハが終わったあと本番までの空き時間に新しい靴を買いに行き,駅ビルのトイレで靴を履き替えてやっと晴れやかな気持ちになり,「線対称って気持ちいい~」などと訳の分からない事をほざきつつボーヤと「つばめグリル」で夕食。上機嫌でお店に戻ると開演前なのに客席が1テーブルしか埋まっておらず,しかもよく見るとその1テーブルは出演するミュージシャン連中でありみんな必死で携帯メールを打っているの図。何をしているのかと思ったらみんな近所に住んでいる友人知人に片っ端から「ライブ見に来て」と懇願している訳。要はお店が今月オープンしたばっかりでその存在自体が近隣にあまり周知されていないという事らしい。私も携帯で某BBSに「見に来て」という趣旨の一文を書き込んでみたものの,友人は誰一人現れずオノレの人徳の無さを思い知らされる結果に。開演時刻を過ぎても客席は我々以外無人の状態が続き「お客さんが来たら始めよう」という消極的な段取りが発表され,私が新しく買い求めた靴の存在意義も危うくなりかけた頃にようやくちらほらと来客の兆しがあり,どうにか演奏を済ませて格好がついた一日だったのでした。靴とつばめグリルの代金を足すと赤字すれすれの一日だったけれど,靴はどうせ消耗するんだしハンバーグは喰いたかったんだから仕方ないと自分を納得させつつ帰宅。新しい靴の箱からちぐはぐペアの靴を取り出し,玄関に持って行って靴を整理してリビングに戻ると前日まで洗い桶で寝ていたウメが靴箱の中で寝ており脱力。四角ければ何でもいいのか貴様は。


お し ま い


交通裁判所に行って来ました<2>

 <前回より続く>

 衝立ての向こう側のやり取りがどのくらい丸聞こえかというと「まず自分の氏名を呼んだ係官と向き合って座り,係官が書面に記載されている違反内容を読み上げ『相違ないですね?』と確認し,さらに『本日は簡単な略式裁判となりますがよろしいですか?』と念を押され,了承すると違反時に取り上げられていた免許証を返されて終了」という手順が手に取るように判るくらい丸聞こえ。取調べを円滑に進めるためか係官は二人いるっぽいんだけど,一人を調べ終わっても調書を作成しているためか次の被告はなかなか呼ばれないみたい。しかも左側から聞こえて来る係官の声が「…という内容で相違ないですね? え,何? ある? 相違あるの? あるんだったらアンタ,違反じゃないってこと? そしたらもっかいアンタの言い分をちゃんと書き直してサ,○○警察に差し戻ししないと」などと始まってしまいとりあえず長期戦が確定したっぽい雰囲気。右側の係官も聴取は2~3分,調書の作成(かどうか判らんけど)に10分位かかっており,流れ作業は遅々として進まず待ってる方も所在ないので取りあえず衝立ての左奥から聞こえて来るやり取りにでも耳をそばだてているしかない。どうやら左側の被告(←この呼称正しいのかどうかよく判らんのだが)の主張は「駐車違反の耳輪をつけられてしまったのだけれど,自分はチョークを引かれてから一度用事があってクルマを動かし,また戻ってきてから同じ路上に停め直したのであって,そのチョークを前提に耳輪をつけられる謂れはない」という事らしい。どうよこの筒抜け加減。やぢま以外にも待ってる人は10人くらいいてみんな押し黙っているんだけどやぢまと同じように聞き耳を立てているのは確実(ホントか?)。「それならアンタ,どうして○○(←よく聞き取れなかったけど青切符の事か)を受け取っちゃったワケ」「いやそれは相手の警官が高圧的で」「でもそこでそれを受け取っちゃ違反を認めたのと同じなんだから」「でもその警官は本当にひどい人で私に向かって暴言を」「ダメだよ暴言なんかに負けちゃ,そういう時は警察とちゃんと戦わなきゃ」え? じゃあこの係官は警察の人間じゃないワケ? そっかここは一応「裁判所」なんだもんね。でもさっき廊下を思いっきり制服警官が歩いていたけどあれは何…などと考えているうちにようやく「では貴方の言い分をね,私が要約して書面に書き留めますから」という段取りに入った模様。ここで時計を見ると13:30。右側の係官はようやく3人目を呼んだところ。
 右側よりさらに長い時間をかけて調書を書き終え,次に左側からかかった呼び声が「ヤジマさーん どうぞー」。やはり楽器を持って現れる被告は少ないらしく相手の第一声は「わ,何それ」。その後は前の人と同じように色々尋ねられるんだけど私はもうとにかく早く終わってほしいだけだったのでただ「相違ないです」「はい」「はい」などと答えるだけ。やれやれこれで終わりか,さて罰金はいくら…などと思っていたら「次は検察官の取調べがありますので窓口 (3) の前で待ってて下さい」だって。け,検察官。凄えや小説かドラマみたい。っていうか結局アンタはいったい誰。(←あとで調べたらやっぱりこの係官は警察のヒトだったみたいです)

 窓口 (3) は全然窓口ではなくただの会議室みたいな部屋。その前の廊下で15分程待っていると中から「えーと,ミノシマさーん どーぞー」の声。ためらう事もなくそのまま入室。「ミノシマさん?」「いえ『ヤジマ』です」「あぁこれ『ヤ』って読むの,うわ何それギター?」「はい」←虚偽の答弁。そのあと再び型通りに生年月日や違反の内容などを尋ねられたりしたのですが,左側にいる別の検察官と被告のやり取りの中から「93000円」という言葉が聞こえてきたのでチビりそうになり,その後は何を訊かれてももう上の空になってしまいました。「じゃあ次は2階にある窓口 (5) に行って下さい」ええっまだ終わりぢゃないの? ってか早く罰金の額面を教えてくれないと早晩オシッコが漏れそうなんですが。
 
 階段を上って窓口 (5) に辿り着くとここでも10分程待たされた後にオバハンがオレの名前を呼び「これを持って窓口 (6) に行き反則金を払って下さい」などとほざきつつ渡してくれたのはさっき決別したはずの赤切符。米粒よりも細かくちぎって窓から桜吹雪のごとく春風に乗せて舞わせたいという気分を抑え込み,結局罰金はいくらなんだろうと思いつつ1階に降りて最後の窓口 (6) へ。若い男性職員に折り畳んだ赤切符を渡すと,職員が切符を広げて裏返し爽やかに言い放ちました。

「六万円頂きます」

 う,裏に書いてあったのか。領収書と一緒に赤切符を受け取って裏面を見ると,確かに「60000」という数字がゴム印で押されていました。後で調べたところによるとこのゴム印を押している張本人こそがお代官様ぢゃなかった裁判官様であり,従ってこういう略式裁判では裁判官は被告と顔をあわせる事すらないのだそうです。支払いを終えて時計を見ると14:30。「20分で終わるよ」と言った若い警官の丸顔を思い浮かべ,空想の中でヒョードルに20発くらい殴らせた後,にボディプレスさせてようやくスッキリし,意気揚々とレッスンに向かいました。それにしても93000払わされたヲッサンは一体何をやらかしちゃったんだろうなぁ。

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ネズミ捕り


あ,赤はやめて赤は~

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 ●免停確実なので代行運転者も募集中(泣)