「News」カテゴリーアーカイブ

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私もツイキャス勉強中

 「BOOT FUNK! feat. AmaKha」@荻窪ルースター,ご来場誠にありがとうございました! BOOT FUNK!が固定メンバーのバンド体制になってから早5年,2つのリーダーライブのジョイントは「いつか機が熟したら」とは思いつつなかなかいいタイミングがなかったのですが,ついに今年6月,キーストンクラブで初めての無観客ライブを行なって以来,気がついたら年が暮れるまでに会場を変えて3回もこのメンバーでライブをやってしまっていました(笑)。まぁそれだけ良い企画だったとは思うのですが,来年は少し希少感を出すために1回くらいで我慢しておかなければなりませんかね。メンバーが6人となり音量もまぁまぁ爆音ということでそれなりに会場を選ぶプロジェクトですが(笑),それでもこれから年に1度はどこかで敢行したいです。

 配信の方はアーカイブを2週間公開するとのことですので,おそらく12/13(日)あたりまでは観られるのではないかと思います。なかなかの音質/画質で楽しめますので,是非チケットをこちらからお買い求めの上期間内にご覧ください!

 

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 前回,「アートにエールを!」に採択されたAkaneko Latin Projectの演奏動画をここでご紹介しましたが,入院中のバンドリーダーと相談してそれより少し前に作ってあったリモートセッションの動画を最近公開しましたのでこちらもご紹介。「ピアノトリオ宴」時代の私の曲,「The Glacial Queen」を演奏してくれています。

 いやーしかし,茜ちゃんもかせっちも健太くんも本当ラテン上手だよなー。この曲は別にラテン研究会のつもりで書いたわけではないのだけど,ラテンのエキスパートが3人集まるとちゃんとした(?)ラテンの曲に聴こえてくるから不思議。

 


「かなめ」

 いよいよ近づいてきました,BOOT FUNK + AmaKhaのジョイントライブ。会場は私が中学生〜大学生くらいの間を過ごした街,荻窪にあるルースターさんです。今までルースターさんは本店とノースサイドの2店舗があったのですが,今年9月からノースサイドに2店を併合し,新たに「荻窪ルースター」さんとしてリスタートされました。今まで他のバンドでは私もよく南口の本店に出演させていただいたことがありますので,お客さんの中にも「あ,ルースターね,南口出てすぐの。OKオッケー」というイメージを持たれている方も多いと思いますが,北口・杉並公会堂の近くに移転してますのでどうぞお間違いなく。またリーズナブルな生配信もありますので(あって良かったホント),ご来場が難しい方は是非ご利用ください! 来場予約・配信視聴とも,お申し込みはこちらのサイトで承っております。

 下の動画は6/1に同じメンバーで六本木キーストンクラブさんに出演した時の配信動画のハイライトで,確か当時,お店の配信視聴者数の記録を塗り替えたはずです。自分でもものすごく気に入っている動画なのですが,よく考えれば自分のリーダーバンドを2つ合わせたんだから自分が気にいるのは当然ちゃ当然よね(笑)。自分の好きなものばっかり詰まってるんだから。

 

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 動画と言えば,そしてルースターと言えばもう一つここでシェアしたい動画が。

 最後にAkaneko Latin Projectのライブをルースターでやってからそろそろ1年になろうとしています。もうご存知の方も多いと思いますが,バンマスでピアニストの野口茜女史は2020年の殆どを闘病生活で過ごしておられます。

 この動画は東京都の芸術支援プロジェクト「アートにエールを!」に応募し採択された作品で,ALPの最も新しい演奏動画でもあります。曲はこの動画のために書き下ろされた新曲で,女史の演奏は入院と入院の間隙を縫って録画/録音されたものです。また時折インサートされる写真は,女史が撮った日本の風景と加瀬田聡 (perc.) 君が撮ったキューバの風景からピックアップしたものです。

 私はこの動画を見ると,2種類の懐かしさを感じます。

 一つは「懐かしい」といっても大層淡いものです。
 ちょうどこの演奏動画を各自で撮っていた頃はまだ「ライブ」そのものが自粛から明け切っていない頃で,他のミュージシャン達も皆音楽を外に向かって伝えるために,オーヴァーダビングによる慣れない動画の制作を挙ってやっていたよなぁ…という懐かしさです。しかし淡いといってもたかだか半年そこら前の事を「懐かしい」と思うというのは,それが今の自分たちと全く違うムードであるからかもしれません。

 いま一つの「懐かしさ」は逆に「郷愁」といってもいいもので,それはもちろんこの4人で演奏する事自体に対するものです。娑婆にいるメンバー3人は皆このバンドで再びライブができる日,何ならリハーサルができる日すらをも恋焦がれていると思いますが,待ち時間が長いほど再会の喜びも大きいと思いますので,どうかバンマスにおかれては我々3人を放置プレイしてゆっくり体を治してきてくれたらと思います。

 

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 当たり前だけど,やっぱりバンマスはバンドの要なんだよね。バンマスがいなければバンドはできない。残りのメンバーで演奏ができたとしても,それは元のバンドとは別のセッションでしかない。スパニッシュ・コネクションのツアーは「ツアーだったからこそ」バンマスがいなくても敢行できたのかもしれない(中止にするのも容易ではないから)。

 茜ちゃんも千鶴ちゃんも芳輝さんも,みんな「要」なんだよなぁ。そんな「要」感がバンマスとしての自分にもあるのだろうかと考えてしまう今日この頃。

 


だんだんSNSのまとめサイトみたいになってきた

 今日もいろいろお知らせがございます。

 ●まず,11/18(水)に行われる予定でした六本木クラップスでの鹿嶋千鶴 (sax.) 女史のライブですが,残念ながら女史の体調不良により急遽延期が決定いたしました。観覧や配信の視聴を予定しておられた皆様には大変ご迷惑おかけすることになり誠に申し訳ありませんが,女史復活の折には同じメンバーでのリベンジ公演が設けられると思いますので,どうか少しの間お待ちいただきますようお願い申し上げる次第です。幸いにも同メンバーでのライブアルバムが昨年リリースされたばかりですので,お待ちいただく間是非そちらをお買い求めの上,予習にお役立ていただきたく思います。

 

 ●その翌日,11/19(木)の六本木クラップスのライブはスパニッシュ・コネクション20周年記念ツアーのファイナル・ライブです! 9/1〜10/30の2ヶ月間,バンマス不在のまま32公演に渡って敢行された濃密なツアーの集大成となるライブで,そこまで2日に1度のペースでライブをやっていたのに急に2週間以上も間が空いてのファイナルなのでちゃんと指が動くかどうか大層不安です(笑)。通常のライブ観覧に加え配信も予定されており,会場でのご観覧はまだ少しお席があるようですのでご来場を予定しておられる方は是非こちらからお早めのご予約をお勧めいたします(配信のご視聴も同じリンクからどうぞ!)

 ●そんなわけでして,10/27のスパコネ@函館ライブの動画は11/18いっぱいで公開終了となります。「まだ見てなーい」という方は是非お早めにご覧いただいて投げ銭にご協力いただけますとありがたいです。ちゃんとマイク立ててマルチトラック録音しましたので,びっくりするくらい音が良いと思います。

 ●そしてそして,11/29(日)には私の久々かつ今年最後のリーダーライブ「BOOT FUNK! feat. AmaKha」が荻窪ルースターで行われます。こちらの詳細は追ってまたアナウンスしたいと思いますが,ご予約や配信に関してはこちら全て記載されておりますので御覧いただければ幸いです! いやー休日にリーダーライブやるの,ホント久々だわ。嬉。

 


久々のSYNCROOM配信

 昨日,スパニッシュ・コネクション20周年ツアーから無事帰ってきました。公演自体はあと一つ,11/19のファイナル@六本木クラップスが残っているのですが,地方を機材車1台で回る,所謂「ツアー」は10/30の苫小牧公演で全て終了しました。共にツアーを回った4名のミュージシャンが,誰一人体調を崩さず怪我もせず無事帰還できたことに,まずは何よりもほっとしているところです。
 コロナ禍という,ライブ・ミュージシャンにとってかつて経験したことのないような逆境下において,30本以上の公演からなるツアーを敢行できたということは奇跡という他なく,今回残念ながら病気療養のため全ての日程に参加できなかったバンドマスター・伊藤芳輝さんの築いてきた人脈の広さに改めて敬服するよりありませんでした。この事に就いてはいずれまた書く機会があるかもしれません。

 

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 さて今回は2つご紹介する暇もなく,シェアは一つです。明日(日付が変われば今日)11/2(月),久々の遠隔同時セッションによる配信です。

 オンラインクィンテット名義で配信をするようになって以降,思えばTopo君にケーナばっかり吹かせてサンポーニャを吹いてもらってなかったな…というわけで,今回は全曲ではありませんがサンポーニャ推しの選曲を組み,どんな楽器なのかを色々Topo君に訊きながら番組を進めていきたいと思います。SYNCROOMによる配信も1ヶ月ぶりですので,遠隔ならではの面白さを存分に活かした配信にしたいです。また,おそらく夜半に一度チャットのできる再放送を設ける予定です。どうぞお楽しみに! あ,投げ銭はいつものこちらです!


箭島裕治“オフライン”トリオ

 初めての出演となったスパニッシュ・コネクション@北九州ストロベリー・サワーも無事に終わり(楽しかった!),その後順に太宰府・博多・移動日を挟んで松山公演を恙無く終え,現在は高松に向かう車中でこれを書いています。車での移動だとサービスエリアでの食事が多く,ご当地の推しメニュー(愛媛だと鯛の漬け丼とか)があるとお腹が空いていなくてもついつい頼んでしまったりするのですが,この「空腹でないのに大量の炭水化物を摂ってしまう」っていうのが我々ライブミュージシャンの最も恐れる「ツアー太り」への最短距離であることは間違いないので,ここから第3陣の最終公演@苫小牧に至るまで,「自分は本当に空腹なのか,『食べたい』と『食べてみたい』を混同していないか」を常に自問自答しながら1日1日を乗り越えていきたいと思います。とはいえ,演奏前にはしっかり食べておかないと空腹で演奏中に遭難しそうになるので,演奏クォリティの向上のためにも腹時計の管理は大変重要です(笑)。

 

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 さて,今日も2つのコンテンツをシェアしたいと思います。

 ●シェア(1)【生配信】箭島裕治オフライントリオ@Kokopelli

 直近の箭島リーダーライブがこれです。今回はSYNCROOMによる遠隔ではなく普通に1か所に集まってのライブ配信です。
 Kokopelliはケーナの山下Topo洋平君所有のホームスタジオで,いつも遠隔配信の際にZoom画面の一角をひときわオサレに演出しているアレです。ライブが軒並み中止になっていたあの頃,自宅でTopo君のリーダーライブの配信を見ていて「おぉ,これは一体どこのお洒落カフェかいな」と思っていたら,後で彼の自宅だったと知り仰天したという。その後リハーサルで一度実際にお邪魔したのですが,ついにライブでお邪魔する日がやってきたというわけです。
 今回のメンバーは私の「オンラインクィンテット」からのたまたま空いていた選抜メンバーで,Topo君 (quena) と佐久間優子さん (pn.) と私による「オフライントリオ」です。思えば私が遠隔配信に取り組み始めた5月,自力での配信にチャレンジした2回のうちの1回がこの3人によるものでした。その時は私のPC管理がお粗末だったせいで無トラブルというわけには行かず,「やっぱ打楽器なしで難曲を遠隔セッションするのは無理があるか〜」とも思ったのですが,あれから橋本さんにミックスと配信をお願いするようになりソフトウェアもSYNCROOMに代替わりし,そして先月の配信で再び同じ難曲を同じ3人で演奏してみたら何の問題もなく楽しく演奏できた,と。「江戸の仇を長崎で」とまでは言いませんが,まぁ田無あたりでは討てたのではないかと思います。田無も江戸か。
 そんな苦労を共に乗り越えた3人が,満を持して実空間で共演することになりました。「オフライン」と銘打っておりますが我々3人がオフラインなだけで,ライブ自体は配信のみとなり会場でのご観覧はできません。その代わり,生放送とリピート放送の2回の配信を予定しております。今回はTopo君の全面的な協力のもと,マルチチャンネル放送など様々な試みを敷設する予定です。皆様是非ご覧いただいた上で,こちらから投げ銭にご協力いただけましたら幸いです。

 

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 ●シェア(2)【アーカイブ動画】スパニッシュ・コネクション@太宰府・Jazz工房Nishimura

 スパニッシュ・コネクションの今ツアーの動画は他にもGrecoさんのものが上がっているのですが,アーカイブ公開期間があと数日ということでこちらを先にご紹介しておきます。本番の数週間前に急遽決まった配信なのですが,その割にはカメラ数も多くなかなか凝った配信となっており,お楽しみいただけるものと思います。最少編成での演奏がまるごとupされているのは今の所これだけですので,こちらも是非お楽しみいただいた上で投げ銭にご協力いただければと思います! また,これを見て「実際のライブを見てみたい!」と思われた方は現在絶賛ツアー中ですので高松(10/14)・京都(10/16)・阿佐ヶ谷(10/21)・盛岡(10/24&25)・函館(10/27&28)・札幌(10/29)・苫小牧(10/30)・六本木(11/19)のいずれかの公演に足をお運びいただければと思います(なお,この太宰府と同じ最少編成での演奏がお楽しみいただけるのは京都公演と阿佐ヶ谷公演のみです!)。